家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いは?業務用セルフ脱毛機の特徴も解説

家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いは?業務用セルフ脱毛機の特徴も解説

「家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いは?」

「セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリットは?」

このように思っていませんか。

特に脱毛サロンを開業したばかりの経営者のなかには、どのように業務用脱毛機を選んだらいいのか分からずに迷っている方も多いはず。

この記事では、家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いについて解説します。セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリット、選び方も紹介します。これから脱毛機を導入する方はぜひ参考にしてください。

家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違い

家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違い

まずは、家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いについて、以下の4点で解説します。

  • 効果
  • 安全性
  • 効果を実感するまでの時間
  • 脱毛範囲

それぞれ解説します。

効果

家庭用脱毛器と業務用脱毛機では、脱毛効果に大きな差があります。家庭用脱毛器は一般消費者向けに設計されており、低出力で安全性を重視しているため、効果は比較的穏やかです。そのため、多くの場合、永久脱毛ではなく減毛効果が中心となります。

一方、業務用脱毛機はクリニックやサロンで使用することを前提に開発されており、高出力で強力な脱毛効果を発揮します。適切な施術を行えば、永久脱毛に近い効果が期待でき、家庭用に比べて高い脱毛効果と持続性を実現できます。

安全性

安全性においても家庭用と業務用では大きな違いがあります。家庭用脱毛器は、特別な資格や技術のない方でも安全に使用できるように出力が制限されており、肌へのダメージリスクが最小限に抑えられています。

一方、業務用脱毛機は高出力であるため、誤った使用をするとやけどや色素沈着などの肌トラブルを引き起こすリスクがあります。そのため、本来は専門的な知識と技術を持つエステティシャンや医療従事者が操作することが想定されています。

セルフ対応の業務用脱毛機でも、メーカーからの適切なトレーニングが必要不可欠です。

効果を実感するまでの時間

効果を実感するまでの時間

施術時間においても、両者には明確な差があります。家庭用脱毛器は出力が低いため、効果を得るには頻繁な使用と長期間の継続が必要です。

対して業務用脱毛機は高出力のため、1回の施術でより多くの毛根にアプローチでき、脱毛効果を得るために必要な施術回数が少なくなります。

効果を実感するまでの回数は人によってさまざまですが、おおよそ6〜8回程度の施術で目に見える効果が得られるため、トータルの施術時間は大幅に短縮されます。

脱毛範囲

脱毛範囲についても家庭用と業務用では違いがあります。家庭用脱毛器は照射面積が小さいことが多く、広範囲の脱毛には時間がかかります。特に背中や太ももなどの広い部位では、自分で操作する難しさも加わり、効率的な脱毛が困難です。

一方、業務用脱毛機は照射面積が広く、一度に処理できる範囲が大きいため全身脱毛でも効率的に施術が可能です。また、専用のアタッチメントが充実しており、顔やVIOなどのデリケートな部位にも対応しているのが大きな特徴です。

セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリット

セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリット

ここまで家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違いを解説してきましたが、脱毛機には、顧客が自ら施術するセルフ対応の業務用脱毛機があります。ここでは、脱毛サロンの開業を検討している方向けに、セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリットを解説します。

  • 人件費を削減できる
  • スタッフへの技術指導がほぼ不要
  • 省スペースで開業できる
  • 免許・資格がなくても始められる
  • 顧客のメリットが大きい

ひとつずつ解説します。

人件費を削減できる

セルフ対応の業務用脱毛機を導入する最大のメリットは、人件費の大幅な削減が可能になる点です。通常の脱毛サロンでは、施術を行うスタッフの人件費が運営コストの大きな部分を占めています。

セルフエステではお客様自身が機器を操作するため、施術スタッフを常駐させる必要がなく、受付や案内のみのスタッフで運営が可能です。これにより人件費を30〜50%程度削減でき、経営の安定化や価格競争力の向上につながります。

スタッフへの技術指導がほぼ不要

セルフ対応の脱毛機は、顧客が自身で操作できるよう設計されているため、スタッフへの専門的な技術指導がほとんど必要ありません。

通常の脱毛サロンでは、スタッフの技術レベルを一定に保つための継続的な教育や研修が必須です。一方で、セルフエステではこのような教育関連の負担が大幅に軽減されます。

機器の基本的な操作方法と安全管理のポイントを理解していれば、新人スタッフでもすぐに業務に携わることができ、人材確保や教育にかかるコストと時間を節約できます。

省スペースで開業できる

省スペースで開業できる

セルフ対応の業務用脱毛機を導入することで、省スペースでの開業が可能になります。従来の脱毛サロンでは、複数の施術ルームと待合スペースが必要でした。

一方で、セルフエステの場合は個室を最小限に抑え、効率的なレイアウトが可能です。例えば、パーテーションで区切ったセミオープンスペースでの運営も可能であり、賃貸料の高いエリアでも比較的低コストで出店できます。

このように、セルフ対応の業務用脱毛機を導入すれば初期投資の抑制につながるため、開業のハードルが下がり多店舗展開もしやすくなるメリットがあります。

免許・資格がなくても始められる

業務用脱毛機を使用したセルフエステは、特別な免許や資格がなくても開業できるのが大きな魅力です。医療脱毛とは異なり、美容脱毛は医療行為に該当しないため、美容師免許や医療資格がなくても法的に問題なく運営できます。

もちろん、安全な施術のためには機器の取り扱いに関する知識は必要ですが、メーカーが提供するトレーニングを受けることで十分対応可能です。異業種からの参入障壁が低いため、新規ビジネスとして検討しやすい点も大きなメリットと言えます。

顧客のメリットが大きい

セルフ対応の業務用脱毛機は顧客にとっても多くのメリットがあります。最大の利点は料金の安さです。人件費が削減されることで、顧客は従来のエステサロンに比べて安く脱毛ができます。

また、予約の取りやすさも魅力のひとつです。施術者の都合に左右されないため、顧客は営業時間内であればフレキシブルに予約が可能です。さらに、人の目を気にせず自分のペースで施術できるプライバシー面でのメリットもあります。

特に身体を見られるのが恥ずかしいという顧客にとって、心理的負担が軽減されることは大きな価値となります。

セルフ対応の業務用脱毛機を導入するデメリット

お伝えしたように、セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリットはさまざまですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 肌トラブルのリスクがある
  • 顧客満足度の低下につながる可能性がある

それぞれ解説します。

肌トラブルのリスクがある

セルフ対応の業務用脱毛機を導入するデメリットのひとつが、肌トラブルのリスクが高まることです。業務用脱毛機は出力が強力なため、誤った使用をするとやけどや色素沈着、毛嚢炎などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

専門知識を持たない顧客が自己判断で使用するため、肌質や毛質に合わない出力設定で施術してしまうケースも少なくありません。特に日焼けした肌や敏感肌の方が適切な判断なく使用すると、深刻なトラブルにつながることがあります。

サロン側としては、事前の肌チェックや詳細な説明を徹底し、免責同意書を取得するなどのリスク管理が不可欠です。

顧客満足度の低下につながる可能性がある

セルフ対応の業務用脱毛機では、専門家による施術に比べて顧客満足度が低下する可能性があります。自己施術では、背中など手の届きにくい部位の脱毛が困難であり、ムラができやすいという問題があります。

また、専門的なアドバイスや肌状態に合わせた細やかな対応が受けられないため、効果を最大限に引き出せないケースも多いです。さらに、「自分でやるなら家庭用脱毛器でもいいのでは」と価値を見出せない顧客も存在します。

リピート率の低下や口コミ評価の悪化につながる可能性があるため、機器の使い方の丁寧な説明や定期的なフォローアップなど、顧客サポート体制の充実が重要です。

セルフ対応の業務用脱毛機の費用相場

セルフ対応の業務用脱毛機の費用相場

セルフ対応の業務用脱毛機の費用相場は、機器のタイプや性能によって大きく異なります。IPL方式の比較的シンプルな機種であれば100〜200万円程度から導入可能ですが、より高性能な機種では300万円程度まで費用が上がります。

また、業務用脱毛機を導入する際には購入費用に加えて、ランニングコストも考慮しましょう。ショット数に制限のあるハンドピースの場合、ランプ交換費用が定期的に発生します。

一般的に1回あたりのランプ交換費用は10〜30万円程度で、使用頻度によって数ヶ月に1回の頻度でランプ交換が必要です。その他、顧客がセルフ施術を行う性質上、ハンドピースの落下などによる衝撃で機器が破損するリスクも伴います。そのため、保守メンテナンス費用

として年間10〜50万円程度、故障時の修理費用なども見込んでおく必要があります。

セルフ対応の業務用脱毛機を選ぶ際のポイント

セルフ対応の業務用脱毛機の導入を検討している方は、以下のポイントを押さえたうえで機器を選定しましょう。

  • 操作性の良いものを選ぶ
  • 安全性の高いものを選ぶ
  • アフターサポートの充実度で選ぶ

それぞれ解説します。

操作性の良いものを選ぶ

セルフ対応の業務用脱毛機を選ぶうえで、最も重要なポイントのひとつが操作性の良さです。顧客自身が操作することを前提としているため、直感的に使用できるシンプルなインターフェースが不可欠です。

加えて、タッチパネル式で、分かりやすいアイコンや日本語表示が採用されている機種が望ましいでしょう。また、照射ボタンの位置や握りやすさなど、人間工学に基づいたデザインも重要なチェックポイントです。

さらに、肌タイプや部位ごとに最適な出力が自動設定される機能があれば、顧客の誤操作によるトラブルリスクを大幅に軽減できます。導入前には、安全に運用するためにも、実機を使ったデモンストレーションを依頼することをおすすめします。

安全性の高いものを選ぶ

セルフ対応の業務用脱毛機を選ぶ際、安全性は最優先事項です。連続照射防止機能や過度な出力設定を防ぐリミッター機能など、ユーザーの誤操作を防止する仕組みが充実しているかも重要なチェックポイントとなります。

また、国内の第三者機関による安全性認証を取得しているかどうかも、選定基準として重要です。導入前には必ずメーカーに安全機能の詳細について確認し、実際のトラブル事例とその対応策についても情報収集しておくべきでしょう。

アフターサポートの充実度で選ぶ

アフターサポートの充実度も、長期的な経営安定のために重要な要素です。脱毛機の故障は営業停止に直結するため、迅速な修理対応ができるメーカーを選びましょう。

また、24時間対応のカスタマーサポート窓口が提供されているかを確認しましょう。加えて、導入時のスタッフトレーニングや、定期的な操作講習会の実施、マニュアルや動画による操作説明資料の充実度もチェックポイントです。

【まとめ】セルフよりもスタッフが対応するほうが安全かつ売上につながりやすい

【まとめ】セルフよりもスタッフが対応するほうが安全かつ売上につながりやすい

家庭用脱毛器と業務用脱毛機の違い、セルフ対応の業務用脱毛機のメリット・デメリットについて解説してきましたが、結論として、セルフよりもスタッフが対応するほうが安全かつ売上につながりやすいです。

セルフ対応の業務用脱毛機は、初期投資と運営コスト削減の観点から魅力的です。しかし、総合的に判断するとスタッフが施術を行う従来型のサロン運営のほうが安全性と収益性の両面で優位性があると言えます。

スタッフによる施術では、顧客の肌状態を専門的な目で確認し、その日の体調や季節に合わせた最適な出力調整が可能です。これにより肌トラブルのリスクを最小限に抑え、安全で効果的な脱毛が実現できます。

また、専門スタッフの存在は単なる施術にとどまらず、顧客との信頼関係構築にも大きく貢献します。肌や毛の状態に関する専門的なアドバイスや、ホームケア指導などの付加価値サービスにより、顧客満足度と継続率の向上が可能です。

このように、安全性・顧客満足度・リピート率・客単価を総合的に考えると、専門スタッフによる施術スタイルの方が、持続可能なビジネスモデルとして優位性があると言えます。

業務用脱毛機ならCUBE DUO/PROがおすすめ

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ここまで、セルフ対応の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリット、選び方を紹介しました。なかにはセルフ対応の脱毛サロンを開業しようと考えている方もいるかもしれませんが、前述のとおり、スタッフが対応するほうが安全かつ売上につながりやすいです。

そのため、業務用脱毛機を選ぶならスタッフが運用しやすく、導入のサポートや保証が付いたものがおすすめです。特に、IPL脱毛機ならCUBE DUO/PRO。下記の購入後のサポートも充実しているので、特にこれから脱毛サロンを開業する方は検討してみてください。

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