髭脱毛は何歳からがおすすめ?年齢別のメリットとデメリットを解説
脱毛
「髭脱毛したいけど、何歳からがおすすめ?」
「そもそも高校生や未成年でも髭脱毛ができるの?」
このように悩んでいませんか。
特に高校生をはじめとした未成年の方のなかには、髭脱毛に興味はあっても、何歳からできるのか分からずに悩んでいる方は多いでしょう。周りの目も気になるお年頃なため、一歩踏み出せずにいる方も少なくないはず。
この記事では、髭脱毛は何歳から始められるのか、何歳からがおすすめなのか解説します。あわせて、髭脱毛を行うメリット・デメリットを年齢別に紹介します。髭脱毛を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
この記事の監修者
広田 有利(ヒロタ アリトシ)
美容機器の製造・販売会社「株式会社エクレーヌ」代表取締役。業界最大手脱毛サロンの全店舗や、全国の大手サロンから個人サロンにまで幅広く脱毛機を導入。脱毛サロン運営のサポートも実施している。クライアントは1000社以上・販売台数は2500台以上の実績がある。
SNS髭脱毛は何歳から始められる?
まずは、髭脱毛を始められる年齢や注意点を紹介します。特に未成年の方は知っておきたい内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
脱毛を始める年齢に制限はない
髭脱毛には、実は明確な年齢制限はありません。そのため、未成年であっても、脱毛は可能です。
ただし、クリニックやサロンによっては、独自の年齢制限を設けている場合があります。高校生から契約が可能な店舗があれば、小学生でも契約できる店舗もあります。利用したいクリニック・サロンが決まっている場合は、契約が可能か事前に確認しておきましょう。
未成年は保護者の同意が求められるのが一般的
未成年で髭脱毛の契約をする場合、クリニックで保護者の同意を求められるのが一般的です。なぜなら、医療行為となる医療脱毛は、安全性への配慮と責任の所在を明確にする必要があるからです。
同意書への署名だけでなく、保護者同伴でのカウンセリングを必須としているクリニックもあります。また、支払いに関しても保護者の承諾が必要となることがほとんどです。そのため、未成年の方は必ず保護者と相談の上、脱毛を検討するようにしましょう。
髭脱毛は20代からがおすすめ
この記事を読んでいる方の多くが、髭脱毛は何歳から始めるべきか悩んでいると思います。結論として、髭脱毛は20代から始めるのがおすすめです。
20代の男性は、最も男性ホルモンの量が多く、髭が濃く生えます。加えて、20代になればほぼ髭が生えそろった状態になるため、脱毛後に新しい髭が生えてくるリスクもありません。
このように、濃い髭が生えそろった20代のうちに脱毛を行えば、より効率的に脱毛ができ、将来的な金額の負担も抑えられます。
また、20代は肌の回復力も高く、施術による肌荒れを最小限に抑えられます。20代は社会人として働き始めるタイミングであり、金銭的な余裕も出てくるため、脱毛をしやすい時期とも言えるでしょう。
【年齢別】髭脱毛を行うメリット
ここからは、未成年と20代の年齢別に、髭脱毛を行うメリットを紹介します。髭脱毛をしようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
未成年の子供が脱毛をするメリット
未成年の子供が脱毛をするメリットは、以下の3つです。
- 学割を使って料金を抑えられる
- 将来的な体毛の悩みを解消できる
- 長期的なコスト削減が期待できる
脱毛をするメリットを把握できれば、より納得感を持ったうえで脱毛を受けられます。ひとつずつ解説します。
①学割を使って料金を抑えられる
多くのクリニック・サロンでは、学生向けの割引プランが用意されています。具体的には、高校生や大学生であれば「通常価格から3万円割引」や「通常価格の10%キャッシュバック」といった割引を受けられるケースが多いです。
また、春休みや夏休みには学生限定の特別プランが登場することが多く、経済的な余裕がない学生でも脱毛費用を抑えられるでしょう。そのため、未成年で髭脱毛を検討している方は、契約前に学割などのキャンペーンの活用が可能か確認をおすすめします。
②将来的な体毛の悩みを解消できる
特に思春期の学生は、急激に髭が濃くなることが多く、体毛がコンプレックスになって悩んでしまう方は少なくありません。学生のうちに髭脱毛を行っておけば、このような悩みを未然に防げます。
また、早いうちにケアを始めることで、肌荒れや髭剃りによる負担を軽減でき、将来的な肌トラブルの予防にもつながるでしょう。
③長期的なコスト削減が期待できる
髭脱毛は初期投資こそ必要ですが、長期的に見ると大きなコスト削減につながります。具体的には、毎日の髭剃りに使用するカミソリやケア用品の費用は、年間で数万円ほどです。髭脱毛が完了すれば、これらの費用は将来的にかかりません。
また、肌トラブルによる通院や薬代なども抑えられるため、10年・20年という長期スパンで考えると有効な投資と言えるでしょう。
20代が脱毛をするメリット
20代が脱毛をするメリットは、以下の2つです。
- 脱毛の効果を実感しやすい
- 肌へのダメージを抑えられる
それぞれ解説します。
①脱毛の効果を実感しやすい
前述のとおり、20代になると、太くて濃い髭がほとんど生えそろいます。そのため、20代はまだ髭が生えてくる10代よりも、脱毛効果を実感しやすいのがメリットです。
また、年齢を重ねると髭にも白髪が増えてきますが、脱毛機の光は黒い色に反応する仕組みです。白髪には反応しにくく、脱毛の効果を得られづらいため、20代での脱毛が最も効率的なのです。
②肌へのダメージを抑えられる
日常的に行っているカミソリやシェーバーによる髭剃りは、肌に大きな負担がかかります。無理な自己処理を行うと、肌が傷ついてしまう恐れもあるでしょう。髭脱毛が完了すれば、自己処理から解放されて、肌へのダメージを抑えられます。
また、20代の肌は、施術による刺激からの回復力が高いのも特徴です。そのため、医療脱毛による熱刺激からも素早く回復でき、肌トラブルのリスクを最小限に抑えられます。結果として、仕事や日常生活への影響も少なく、スムーズな施術が可能となるでしょう。
【年齢別】髭脱毛を行うデメリット
次に、未成年と20代の年齢別に、髭脱毛を行うデメリットを解説します。脱毛前にメリットだけでなく、デメリットも把握しておくことで、契約後の後悔を防げます。
未成年の子供が脱毛をするデメリット
未成年の子供が脱毛をするデメリットは、以下の2つです。
- また生えてくる可能性がある
- 金銭的な負担が大きい場合がある
契約前と脱毛後で後悔しないために知っておくべき内容なので、ぜひ参考にしてください。
①また生えてくる可能性がある
未成年は、ホルモンバランスが安定していない時期のため、20代と比べて脱毛後に新しい毛が生えてくる可能性が比較的高いです。特に10代後半から20歳までは、男性ホルモンの分泌量が変化し続けるため、完全な脱毛効果が得られにくい場合があります。
そのため、未成年のうちに脱毛を行っても追加の施術が必要になる場合があり、結果として予定以上の時間とコストがかかる可能性があります。この点は、施術前に医師やカウンセラーへの相談がおすすめです。
②金銭的な負担が大きい場合がある
未成年の場合、アルバイトなどの収入だけでは施術費用を賄うことが難しく、保護者の支援が必要となることがほとんどです。学割などの割引制度はあるものの、全体の費用は決して安くはありません。
さらに、想定していなかった追加施術が必要になった場合の費用も、考慮する必要があります。髭脱毛をはじめとした部位別の脱毛料金は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
参考記事:医療・メンズ脱毛はなぜ高い?理由や相場、安くする5つのコツを解説
20代が脱毛をするデメリット
20代が脱毛をするデメリットは、以下の2つ。
- 髭脱毛の値段が高い
- 何度も通院が必要
20代特有のデメリットなので、20代で髭脱毛を検討している方は、以下で紹介する内容を押さえておきましょう。
髭脱毛の値段が高い
20代は社会人としてのキャリアをスタートしたばかりの時期で、給与がまだ高くない場合が多いです。一般的な髭脱毛の費用は、部位や回数によりますが、全体で10万円前後かかります。また、分割払いの場合は利息が加算されるため、総額が更に上がってしまう可能性も。
そのため、髭脱毛は、個人差はあるものの趣味や恋愛などにお金をかけたい20代にとって、経済的な負担となる場合があるでしょう。
何度も通院が必要
髭脱毛は、完全な脱毛効果を得るためには、医療脱毛だと一般的に5〜10回程度の通院が必要です。20代は新社会人になる時期で、人によっては仕事が忙しく、定期的な通院時間の確保が難しい場合があるでしょう。
また、施術は一定期間の間隔を空ける必要があるため、脱毛を完了するまで1年以上かかるケースが多いです。このように、何度も通院が必要である点は、個人差があるもののデメリットのひとつと言えるでしょう。
髭脱毛はやめたほうがいい?よくある後悔事例
ここからは、髭脱毛でよくある後悔事例を紹介します。髭脱毛の契約後によく見られる後悔事例は、以下のとおりです。
- 肌トラブルが生じた
- 痛みが強くて途中で解約した
- 脱毛が終わった後に髭を生やしたくなった
- 費用対効果が感じられなかった
ひとつずつ解説するので、髭脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
肌トラブルが生じた
脱毛には、毛根のメラニン色素に反応するレーザーや光が使用されるため、やけど・赤み・肌荒れなどが生じる可能性があります。そのため、特に敏感肌の方は、注意が必要です。
また、アフターケアを怠ったり、施術直後に日光に当たりすぎたりすると肌トラブルが発生することもあります。ただし、これらの多くは一時的なものであり、適切な処置と経過観察で改善することがほとんどです。
上記のような肌トラブルを防ぎたい方は、利用するクリニック・サロンで事前にパッチテストを受けたり、医師に相談してみてください。
痛みが強くて途中で解約した
髭脱毛の痛みは個人差が大きく、特に毛が濃い方や肌が敏感な方は、強い痛みを感じる可能性があります。麻酔クリームを使用しても痛みが和らがず、途中で解約するケースも珍しくありません。
また、痛みへの不安から施術間隔が空きすぎてしまい、十分な効果が得られないまま解約してしまうことも。痛みの程度は、使用する機器や出力の設定で変わるため、医師やカウンセラーから事前に十分な説明を受けましょう。
脱毛が終わった後に髭を生やしたくなった
脱毛が完了した後に「やっぱり髭を生やしたくなった」と後悔するケースも珍しくありません。特に未成年で脱毛を始めた場合、将来的な好みの変化や社会的な立場の変化により、髭のスタイルを変えたいと思うことがあるでしょう。
しかし、永久脱毛の場合は、元に戻すことはできません。そのため、少しでも髭を残しておきたい方は、部分的な脱毛や一定の毛量を残すなどの選択肢も検討してみてください。
費用対効果が感じられなかった
期待していたほどの効果が得られず、投資した費用に見合わないと感じるケースもあります。特に毛質や肌質によっては、当初契約した施術回数よりも多くの施術が必要となり、予定以上の出費を強いられる場合もあります。
このような後悔を避けるためには、事前に医師やカウンセラーに詳細な説明を受け、効果を実感するにはどれくらいの回数の施術が必要か教えてもらいましょう。
髭脱毛で後悔しないための4つのポイント
髭脱毛で後悔しないためのポイントは、以下の4つです。
- 髭脱毛の効果がいつまで持続するのか確認しておく
- 髭脱毛のリスクを確認しておく
- 髭脱毛のお試し体験を受ける
- 脱毛範囲を限定する
以下で紹介するポイントを押さえておけば、髭脱毛後の後悔を未然に防げます。
①髭脱毛の効果がいつまで持続するのか確認しておく
髭脱毛の効果の持続性は個人差が大きく、ホルモンバランスや年齢によっても変化します。医療脱毛であっても、完全な永久脱毛を保証することは難しく、数年後に生えてくる可能性もあるでしょう。
そのため、事前にクリニックで効果の持続期間や、生えてきた場合のメンテナンス費用についても確認しておくことが重要です。
②髭脱毛のリスクを確認しておく
どんな医療施術にもリスクは付きもので、髭脱毛の場合は一時的な肌の赤みや腫れ、まれにやけどや色素沈着などが起こる可能性があります。また、個人の肌質や毛質によっては、期待通りの効果が得られないことも。
契約後に後悔しないためにも、これらのリスクについて、事前に医師から詳しい説明を受け十分に理解しておくことが重要です。また、施術後のケア方法やトラブルが発生した場合の対応についても、しっかりと確認しておきましょう。
③髭脱毛のお試し体験を受ける
クリニック・サロンによっては、カウンセリングと共にお試し体験を実施しています。この機会を利用することで、実際の痛みの程度や施術の流れ、スタッフの対応など実際の施術を体験できます。
また、自分の肌質が脱毛に適しているかどうかも確認できるため、施術後の肌トラブルに不安がある方は活用がおすすめです。さらに、複数のクリニックでお試し体験を受けることで、施術の質やサービスの違いを比較検討することも可能でしょう。
④脱毛範囲を限定する
将来的に髭を生やしたい・残したい気持ちが少しでもある方は、初めから広範囲の脱毛を行うのではなく、まずは気になる部分から始めるのがおすすめです。
例えば、特に濃い髭が目立つ部分から試してみることで、効果や肌との相性を確認できるでしょう。また、その後、徐々に範囲を広げていくことで、リスクと費用を最小限に抑えることが可能です。
髭脱毛に迷ったらまずは無料カウンセリングで相談がおすすめ
髭脱毛を検討している方は、まず無料カウンセリングを利用することをおすすめします。カウンセリングでは、専門のカウンセラーや医師が肌質や髭の状態を診断し、最適な治療プランを提案してくれます。
また、気になる費用や施術回数、リスクなどについても詳しく説明を受けられます。クリニック・サロンの設備や雰囲気、スタッフの対応なども直接確認できるため、安心して施術を受けるための参考になるでしょう。
多くのクリニック・サロンでは無料カウンセリングを実施しているので、まずは複数の店舗でカウンセリングを受けてみてください。そうすることで、自分に合った最適なクリニックと治療プランを見つけられるでしょう。