「業務用脱毛機の値段はいくらくらい？」

「価格面以外で業務用脱毛機を選ぶ際のポイントは？」

上記の疑問を抱えているサロン経営者もいるでしょう。

業務用脱毛機の値段相場は、本体購入費用だけで100万円〜500万円程度です。それに加え、ランプ交換費用やメンテナンス費用がかかります。

できるだけ導入コストを抑えたいですが、業務用脱毛機は安ければよいわけではありません。価格と機能のバランスが大切です。

この記事では、業務用脱毛機の導入にかかる費用を詳しく解説します。導入機器を選ぶ際に価格面以外で重視するポイントも紹介するので、サロン経営者はぜひご覧ください。

業務用脱毛機の値段は最低100万円〜

業務用脱毛機の本体価格は100万円〜500万円程度です。本体の代金を含め、業務用脱毛機の導入にかかる費用は、下記の3項目にまとめられます。

• 本体購入費用
• ランプの交換費用
• メンテナンスやサポート費用など

それぞれ詳しく解説します。

①本体購入費用

業務用脱毛機の本体購入費用の相場は、100万円〜500万円程度です。ランニングコストも重要ですが、本体費用は初期費用の大きさに直結するため、重要なポイントです。

価格と機能、サポート体制は比例関係にあるとは限りません。広告や営業に費用をかけているメーカーの場合、広告費や人件費が価格に上乗せされている可能性があります。

そのため「高価格だから品質が高い」と思うのではなく、価格とスペックが釣り合っているかを考える姿勢が重要です。

②ランプの交換費用

業務用脱毛機のランプは消耗品のため、定期的に交換が必要です。大きなランニングコストのため、ランプ交換費用にも注目する必要があります。

ランプ交換費用の相場は12万円～30万円程度です。しかし、ランプ交換費用は価格ではなく1ショット、または全身脱毛1回あたりのコストで比較しましょう。全身脱毛のショット数を1回あたり3,000ショットとすると、全身脱毛1回あたりのランニングコストは500円～4,800円程度となります。

イメージしやすいよう、ランプの性能によるランニングコストの違いを下記に例示したので、ご覧ください。

	X社のランプ	Y社のランプ
上限ショット数	45万ショット	60万ショット
交換費用	12万円	20万円
1ショット当たりの金額	約0.27円	約0.33円
全身脱毛1回あたりのコスト （3,000ショット）	800円	1,000円

1回あたりの金額差は小さくとも、長期的には大きな差が生まれます。ランプ交換によるランニングコストも考慮して選びましょう。

③メンテナンスやサポート費用など

業務用脱毛機の購入時には、パーツごとの修理費用やサポート体制を確認しましょう。業務用脱毛機の各パーツは消耗するため、丁寧に使っていても修理しなければならないタイミングが来ます。

購入前に修理費用を考えていないと、いざ修理が必要となった際に高額な費用を請求される可能性があります。故障した脱毛機は修理しないと使えないため、高いと分かっていても払わざるを得ないケースが多いのです。

そのため、購入前にはパーツごとの修理費用が明示されているかを、しっかりとチェックしましょう。CUBE DUO/PROのパーツごとの修理費用は、以下の通りです。

修理部品	費用（工賃別）
コントロールボード	53,000円
サファイアクリスタル	28,000円
フィルター	11,000円
冷却チップ（片側）	4,800円
スイッチボタン	2,900円
水流センサー	8,300円
ラジエーター	19,400円
タッチパネル	65,000円
冷却ユニット	28,500円
電源ユニット	144,000円

さらに、16時までの電話で代替機は最短当日発送、最短で翌日午前中にはお届けが可能です。

初期費用が支払えない場合は分割・リース・レンタルする方法も

業務用脱毛機を購入する上でネックとなるのが、本体価格の支払いでしょう。本体は安くても100万円以上かかるため、複数台購入するとなると一括で支払うのが難しい場合もあります。

メーカーによっては、分割払いやリース、レンタルを利用できます。リースやレンタルであれば、月々5万円程度で業務用脱毛機を導入可能です。

ただし、長期的に利用するのであれば分割払いで購入したほうが安く済みます。一括で支払えない場合は、柔軟な決済方法に対応しているメーカーを選ぶのがおすすめです。

補助金を申請できる場合もありますので、気になる方は「脱毛機の導入に使える補助金・助成金は？開業時に使える補助金も紹介」のページも確認しましょう。

業務用脱毛機を選ぶ際に注目すべきポイント4選

業務用脱毛機を選ぶ際は、価格にどうしても目が行きがちです。しかし、価格面だけで機器を選ぶと失敗してしまうケースもあります。価格が安ければいいわけでなく、価格と性能のバランスを重要視しましょう。

業務用脱毛機を選ぶ際、価格以外に注目すべきポイントは、以下の4つです。

• 脱毛方式で選ぶ
• 性能や出力で選ぶ
• 操作性や移動のしやすさで選ぶ
• 社歴や導入実績で選ぶ

1つずつ詳しく解説します。

①脱毛方式で選ぶ

施術する肌質や毛質によって、採用する脱毛方式が変わります。サロンで使われる脱毛機に採用されている主な脱毛方式は、以下の3つです。

• IPL方式
• SSC方式
• SHR方式

IPL方式は、多くの脱毛サロンで採用されているオーソドックスな脱毛方式です。メラニン色素に反応し、毛乳頭に刺激を与えることで毛の成長を抑制します。照射パワーが強く、他の方法と比較して短期間で効果を感じやすいのが特徴です。

SSC方式は専用のジェルを使用して照射する方法です。効果を感じるまでに時間を要しますが、ジェルによって肌へのダメージを抑えながら脱毛できます。

SHR方式は比較的新しい方式で、毛根に発毛の指令を出すバルジ領域へダメージを与えて、発毛しにくくする蓄熱式連射方式です。弱いパワーで照射をするため、痛みが少ないですが、効果が出るまで時間がかかるのが特徴です。

脱毛施術時の注意点として、硬毛化があります。硬毛化とは、脱毛の施術によってかえって毛が太く・濃くなってしまう現象です。原因ははっきりと分かっていないものの、毛根へのダメージによる毛の生成に関する信号の異常化や、ホルモンバランスによるものと言われています。

硬毛化が観察されたら、肌へ刺激があるスキンケアを避けたり、機器の出力や波長を調整したりと対策しましょう。

②性能や出力で選ぶ

脱毛方式が同じであっても、機器によって性能や出力に違いがあります。特に性能や出力に違いが出やすいポイントは「施術スピード」と「痛み」です。

施術時間を短縮したいのか、痛みの少ない施術を行いたいのかなど、サロンのターゲット層や運営方針に合わせて選びましょう。

また、機器によって、以下のような性能を搭載している場合があります。

• 冷却機能
• 連射機能
• 静音機能
• 出力調整機能
• 脱毛以外の機能

ターゲットや施術効率など、自分のサロンに合った機能を選びましょう。

③操作性や移動のしやすさで選ぶ

操作のしやすさも選ぶうえで重要なポイントです。難しい設定がいらず、直感的な操作で使えるタッチパネルや、音声ガイドがあるシンプルな設計の機器を選びましょう。また、業務用脱毛機は海外製の製品も多いので、日本語対応の有無も確認が必要です。

移動のしやすさも欠かせません。コンパクトなモデルはサロン内で小回りが利くのはもちろん、購入や修理時の配送にも影響します。躯体の大きいモデルは運送業者の通常配送が利用できず、送料の高い家財便で送らなければならないケースがあります。

躯体を上下に分けられるモデルは、大きさと移動のしやすさを両立しておりおすすめです。

④社歴や導入実績で選ぶ

近年、脱毛の需要増加により業務用脱毛機の種類も増えています。信頼できる機器を選ぶ指標として、社歴や導入実績を確認しましょう。

大手のサロンが導入している場合や良い口コミが多数ある場合は、信頼度が高いです。社歴の長いメーカーは、それだけ多くのクライアントから選ばれていることを意味するため、同じく信頼できるでしょう。

価格と機能性のバランスがとれた業務用脱毛機おすすめ5選

価格と機能性のバランスがとれたおすすめの業務用脱毛機は、以下の5つです。

• CUBE DUO/PRO
• CLEAR/SP-ef
• epi Move
• Masterlight
• ルネッサンスGT-R

1つずつ解説するので、業務用脱毛機を選ぶ際はぜひ参考にしてください。

①CUBE DUO/PRO

性能とコストパフォーマンスに優れた業務用脱毛機を探しているなら「CUBE DUO/PRO」がおすすめです。

脱毛部位の中でも、難易度が高い男性の髭脱毛まで対応できるIPL方式を採用しています。肌へのダメージや痛みに配慮したキッズモードと冷却機能も搭載されているので安心して利用可能です。

また、業務用脱毛機のなかでも低価格な本体価格138万円（税抜）で購入可能。頭金なしでの分割払いができるのもポイントです。躯体は上下に分かれるため、取り回しのよさも抜群です。

機能性とコストパフォーマンスに優れた業務用脱毛機を求めている人は、ぜひ資料請求をお申し込みください。

②CLEAR/SP-ef

引用：業務用脱毛機 【公式】 CLEAR/SP-ef(クリアエスピーエフ) Webサイト

「CLEAR/SP-ef」の特徴は、最新の照射モードである「THRモード」を搭載している点です。THRとはSHRを進化させた照射モードで、従来のSHRよりも連射による照射パワーの低下を防げます。よりスピーディーな施術ができるため、顧客満足度をより高められるでしょう。

THRは「CLEAR/SP-ef」を販売している「株式会社NBS」が商標登録している、他の機種にはないオンリーワンの技術です。レンタルプランや分割払いプランも選べるため、一括での支払いが難しい場合でも導入できます。

③epi Move

引用：はいぽけっと公式サイト

「epi Move」は2度打ちが不要のハイパワー脱毛機です。2度打ちが不要だからこそ、高コストパフォーマンスで低リスク、施術時間短縮も実現できます。

「epi Move」なら1ショットあたりのコストや施術時間、ランプの交換回数が一般的な脱毛機の半分で済みます。2度打ちが不要だからといって、照射パワーが低いわけではありません。「epi Move」では、10万通り以上の方式を実験し、脱毛力が1番高かった組み合わせを採用しています。

2019年にサロンオーナーを対象に行われたアンケート調査でも、3部門でNo.1を獲得している実績ある脱毛機です。

④Masterlight

引用：Masterlight

「Masterlight」は完全国内製造で、スピーディーで手厚いサポートを受けられるのが魅力です。海外製の脱毛機が大半を占めるなか、国産の安心感を求める人におすすめです。

業務用脱毛機は高額であるからこそ、国産でトラブルにすぐ対応できるサポート面の充実は嬉しいポイント。

脱毛方式は、S-IPL方式を採用しています。出力を落とさずに、0.17秒間隔で連続照射できます。操作パネルも難しい設定が不要なので、操作性も抜群です。

⑤ルネッサンスGT-R

引用：RENAISSANCE公式サイト

累計販売台数4,000台以上を誇る「ルネッサンス」シリーズのスタンダードモデルです。

国内の工場で生産から検品まで行っているため、トラブルが少なく、海外製品に多い面倒な定期メンテナンスも必要ありません。ルネッサンスオリジナルのペルチェユニットを内蔵しており、小型・軽量・低音が魅力です。

出力調整ができるので、うぶ毛から男性までさまざまな毛質に対応可能です。ハンドピースを付け替えずに、脱毛・フェイシャルケア・ボディケア・ヒップアップ・バストケアもできます。

CUBE DUO/PROは頭金なしの分割払いも可能

業務用脱毛機は本体費用だけで最低100万円はかかります。本体費用以外にもランニングコストやメンテナンス費用も考えなければなりません。一括で初期費用が支払えない場合は、レンタルやリース、分割払いを検討しましょう。

価格面だけでなく、機能面とのバランスを考慮して選ぶのが重要です。

CUBE DUO/PROは頭金なしの分割払いができるので、価格面に不安があるサロンでも導入しやすいです。さらに、本体価格が138万円（税抜）で、他社製品と比較しても低価格。

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