脱毛サロンにおけるフランチャイズとは?個人経営との違いやメリットを解説
脱毛サロン

「脱毛サロンのフランチャイズのメリットは?」
「脱毛サロンのフランチャイズと個人経営は何が違うの?」
脱毛サロンの開業準備を進めるうえで、上記のような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。脱毛サロンのフランチャイズは、美容業界のなかでも急成長しているビジネスモデルです。
確立されたブランドのもとで運営することで、安定した集客が見込めます。この記事では、脱毛サロンにおけるフランチャイズと個人経営の違いを詳しく解説します。開業をフランチャイズか個人で迷っている人は参考にしてください。
目次
この記事の監修者

広田 有利(ヒロタ アリトシ)
美容機器の製造・販売会社「株式会社エクレーヌ」代表取締役。業界最大手脱毛サロンの全店舗や、全国の大手サロンから個人サロンにまで幅広く脱毛機を導入。脱毛サロン運営のサポートも実施している。クライアントは1000社以上・販売台数は2500台以上の実績がある。
SNS脱毛サロン経営におけるフランチャイズとは

フランチャイズとは、親会社(フランチャイザー)が、加盟店(フランチャイジー)に経営ノウハウを提供するビジネス形態です。
加盟店は加盟金や売上の一部(ロイヤリティ)を支払う代わりに、親会社の経営ノウハウ・専売商品やサービス・ブランド名を利用できます。親会社は店舗数を増やすことでブランド力が高まり、加盟店はブランド価値を利用して集客できるため双方にメリットがあるビジネス形態です。
脱毛サロンのフランチャイズにかかる資金

脱毛サロンをフランチャイズで開業する場合、大きく分けて初期投資とランニングコストが必要となります。フランチャイズ加盟金や保証金、内装工事費、脱毛機器の購入費用など開業時には大きな資金が必要です。
一方、運営にかかる月々の固定費や変動費も把握しておかなければなりません。以下でそれぞれの内容を解説します。
開業資金
脱毛サロンの開業資金は、フランチャイズ本部によって大きく異なりますが、一般的に500万円から1,000万円程度が必要です。具体的には、以下の開業資金がかかります。
- 不動産の初期費用
- 外装・内装工事費用
- 業務用脱毛機の導入費用
- 備品の購入費用
- 消耗品の購入費用
また、開業時の広告宣伝費や人件費、運転資金として200万円程度を見込む必要があります。立地条件や店舗の規模によっても費用は変動するため、綿密な資金計画が重要です。
ランニングコスト
フランチャイズで脱毛サロンを経営する場合、月々のランニングコストとして、以下の費用がかかります。
- 家賃
- 人件費
- ロイヤリティ
- 消耗品費
- 水道光熱費
家賃は立地にもよりますが、15万円から50万円程度、人件費は従業員1人あたり20万円から30万円程度を見込む必要があります。ロイヤリティは売上の3%から10%程度が一般的です。
その他、消耗品費として月5万円から10万円、水道光熱費として月3万円から5万円程度が必要です。また、定期的な機器のメンテナンス費用も考慮に入れる必要があるでしょう。
脱毛サロン経営におけるフランチャイズと個人の違い
脱毛サロンの開業を考えている人の中には、フランチャイズと個人経営のどちらで営業するか迷っている人もいるでしょう。脱毛サロンにおけるフランチャイズと個人の違いは、以下の通りです。
- 実績の違い
- コンセプトの違い
- 価格設定の違い
- 運営システムの違い
- 集客力の違い
それぞれのポイントを順に詳しく説明します。
実績の違い
フランチャイズを行っている親会社は、すでに多数の店舗を展開して実績があります。初動から親会社のブランド力と認知度を利用できるため、開業時からスムーズに集客ができるでしょう。
対して個人経営は、脱毛サロンで働いた経験はあっても経営に関する実績はないケースが多いでしょう。個人経営のサロンは、開業初期の経営を軌道に乗せる難易度が高いと言えます。
コンセプトの違い
フランチャイズとは、ブランドイメージを統一しやすいようコンセプトが決まっています。フランチャイジーは既存のコンセプトに沿って営業することが求められます。
対して個人経営は自分が最も良いと思うコンセプト設定が可能です。地元のニーズに特化し、リラックスできる環境や顧客とのコミュニケーションを大事にするなど、自分の思いを表現しやすいでしょう。
価格設定の違い
フランチャイズは、本部が設定した統一的な料金プランを採用することになります。定期的なキャンペーンや割引を広く告知でき、スケールメリットを活かした付加価値が高いサービスが強みです。
個人経営の場合は自由に価格を設定できるため、地域の需要や競合状況に応じた柔軟に価格設定が可能です。リーズナブルさを重視したり、高品質なサービスでやや高めの価格設定したりと自由度は高いでしょう。
運営システムの違い
フランチャイズは本部が提供するマニュアルに従って運営されるため、どの店舗でも一定のサービス品質が保たれます。未経験者でも早期のスキル習得が可能な反面、融通が利きにくいとも言えます。
個人経営の脱毛サロンは、自由度の高い運営が可能です。その分業務フローの構築や各種システムの導入を自力で行わなければなりません。店舗経営についても、原則は自分で勉強しながら試行錯誤することが求められます。
集客力の違い
フランチャイズは本部が企画した広告やキャンペーンを各店舗を通して展開します。すでに知名度があるため、個人経営に比べると集客に困らないケースが多いでしょう。
一方個人経営は、自分のサロンを知ってもらうところから始めなければなりません。SNSやホームページでの集客はもちろん、近隣へのポスティングなど足を使った営業をすることもあるでしょう。知名度に負ける競合サロンとの差別化ポイントを作るなど、考えるべきことは多いです。
脱毛サロンにおけるフランチャイズのメリット
脱毛サロンにおけるフランチャイズのメリットは、以下の通りです。
- 未経験でも始められる
- 実績ある運営ノウハウを享受できる
- 本部が広告宣伝を担ってくれる
それぞれ詳しく説明します。
メリット①未経験でも始められる
フランチャイズの大きなメリットは、経営が未経験でも始めやすい点です。脱毛サロンの開業には資格や免許が不要なので、未経験でも開業できます。しかし、テナント探しや資金調達、内装工事など全て自力で行う必要があり、大きな労力がかかるでしょう。
フランチャイズ契約なら、本部からのサポートが充実しており、知名度もあるため融資も受けやすい傾向にあります。経営で困ったことがあれば相談もしやすいのも特徴です。
脱毛サロンでの勤務経験がなくても、本部研修を受ければ開業できる場合もあります。未経験から挑戦したい人には、フランチャイズ開業に向いています。
メリット②実績ある運営ノウハウを享受できる
すでに成功実績のある運営ノウハウを利用できるのも、フランチャイズの大きなメリットです。本部はすでに多くの顧客データを保有しているため、収益性の高い商品や市場のニーズを正確に分析しています。
顧客のフィードバックを元にした改善策や、顧客満足度を高めるための効果的な方法も学べます。予約管理や顧客管理のシステムなど、効率的な業務運営をサポートするツールも充実しているため、ゼロから手探りで運営を行う必要がありません。
メリット③本部が広告宣伝を担ってくれる
一般的にフランチャイズでは、親会社がテレビ・雑誌・ラジオ・インターネットなどの広告媒体で宣伝を担ってくれています。
本部の方針によって差はありますが、加盟店は原則広告費なしでその効果を享受できます。マス媒体を通じて多くの人々にアプローチできるため、特別な営業活動をしなくても一定の来客があります。
加盟金やロイヤリティの中に宣伝広告費なども含まれていると考えるとよいでしょう。
脱毛サロンにおけるフランチャイズのデメリット
脱毛サロンにおけるフランチャイズのデメリットは、以下の通りです。
- 加盟金とロイヤリティの支払いが必要
- 施術やサービスの自由度が少ない
- 脱毛機を自由に選べない場合がある
それぞれのポイントを、次で詳しく説明していきます。
デメリット①加盟金とロイヤリティの支払いが必要
脱毛サロンにおけるフランチャイズのデメリットは、初期費用としての加盟金と月々のロイヤリティの支払いが必要な点です。
ロイヤリティの金額については固定の場合と売上の数%と割合で決める場合がありますが、毎月の利益を圧迫しかねないコストです。フランチャイズ契約における加盟金や違約金に関しては、トラブルになる可能性もあります。他のフランチャイズとも契約内容を十分に比較検討しましょう。
デメリット②施術やサービスの自由度が少ない
脱毛サロンにおけるフランチャイズは、フランチャイザーの方針やルールに従わなければなりません。そのため独自のアイデアや戦略を思いついても、実行に移しにくいです。
マニュアル通りの接客や施術方法に準じなければ契約解除もあり得ます。顧客からの要望でも、メニューや価格の変更や、新しいサービスの追加も基本的にありません。
フランチャイズを選ぶ際には、親会社の理念と自分の価値観が似ているところを選ぶのがよいでしょう。
デメリット③脱毛機を自由に選べない場合がある
親会社が指定する脱毛機がある場合は、自分の好みで機器を選べない場合もあります。脱毛機のスペックによって可能な施術が変わるため、自分の提供したいサービスと合致しているか確認が必要です。
最新モデルが発売されたときに、購入の指示があると思わぬ出費を招く可能性があります。機器の購入やメンテナンス、買い替えなどの条件についても確認しましょう。
脱毛サロンにおける個人経営のメリット

脱毛サロンにおける個人経営のメリットは、以下の通りです。
- 自由度が高い
- 収益が自分の報酬になる
それぞれ解説します。
自由度が高い
個人経営の最大のメリットは、経営判断の自由度の高さです。価格設定やキャンペーン内容、使用する機器の選定、接客サービスのスタイルなどすべてを自分の判断で決定できます。また、地域性や顧客ニーズに合わせて柔軟にサービス内容を変更することも可能です。
インテリアや内装のデザイン、スタッフの採用基準なども自由に決められるため、オリジナリティのある店舗作りができるでしょう。市場の変化や競合の動きに対しても、素早い対応が可能となります。
収益が自分の報酬になる
フランチャイズと異なり、ロイヤリティの支払いが不要なため、売上から経費を差し引いた利益がすべて自分の収入となります。経営努力による収益の向上が直接的に自身の報酬増加につながり、モチベーションを維持しやすいでしょう。
また、経費削減や効率化による利益率の改善も、すべて自身の収入アップにつながります。
脱毛サロンにおける個人経営のデメリット

脱毛サロンにおける個人経営のデメリットは、以下の通り。
- 開業準備を一人で行うのが大変
- 経営ノウハウが必要
一つずつ解説します。
開業準備を一人で行うのが大変
個人経営では、物件選びから内装工事、機器の選定やスタッフの採用、集客方法の検討まですべてを自分で行う必要があります。特に、初めて開業する場合は、様々な業者との交渉や手続きに時間と労力がかかります。
また、開業に必要な許認可の取得や各種契約の締結なども、専門的な知識が必要です。これらの準備作業を一人で進めることは、非常に大きな負担となります。
経営ノウハウが必要
個人経営では、経営に関するすべてのノウハウを自身で習得する必要があります。財務管理や労務管理、マーケティングなど多岐にわたる知識と経験が求められます。
また、競合分析や市場動向の把握、新規サービスの開発なども自身で行う必要があり、継続的な学習と情報収集が欠かせません。特に開業初期は、試行錯誤が必要となり、安定した経営までに時間がかかる可能性があります。
脱毛サロンがフランチャイズで成功するためのポイントは5つ

脱毛サロンがフランチャイズで成功するためのポイントは、以下の通りです。
- 固定費をしっかり把握しておく
- 本部のサポート体制をしっかり確認しておく
- 既存サロンの運営状況を実際に確認しておく
- 集客を本部だけに頼らない
- 脱毛機器の選定をしっかり行う
それぞれ詳しく説明します。
①固定費をしっかり把握しておく
脱毛サロンがフランチャイズで成功するには、固定費をしっかり把握しておくことが重要です。
固定費とは売上に関係なく発生する賃料、人件費、光熱費などの支出です。ロイヤリティも忘れてはいけません。これを基準にすると、利益を上げるための目標設定がしやすくなります。
売上と固定費のバランスを把握することで、売上が悪いときの経費削減策もスムーズに実行できます。
②本部のサポート体制をしっかり確認しておく
本部のサポート体制をしっかり確認しておくことは、フランチャイズで脱毛サロンを成功させるためのポイントです。
万一の事故やクレームが発生した際も解決策を得やすくなります。トラブルを早期に解消できることで、顧客満足度も向上するでしょう。
その他広告宣伝の施策や、契約後の定期的なフォローアップや技術研修なども重要です。どこまで協力してもらえるかを確認しておきましょう。
③既存サロンの運営状況を実際に確認しておく
脱毛サロンがフランチャイズで成功するには、既存サロンの運営状況を実際に確認しておくのがおすすめです。
既存のフランチャイズ店舗を訪れることで、実際の運営状況やスタッフの働きぶり、顧客の反応を直接観察できます。契約上の情報だけでは分からないリアルな状況を理解でき、実際の運営に関する率直な感想を聞くのは重要です。
④集客を本部だけに頼らない
集客を本部だけに頼らない姿勢は、フランチャイズで開業するとしても重要な考え方です。本部の集客施策がもしうまくいかない場合でも、経営リスクを軽減できるからです。
既存顧客の家族や知人にサロンの宣伝を促すコミュニケーションや、本部の許可を得て独自の集客を行うことも一案です。フランチャイズ経営といえど、地道な集客活動も忘れないようにしましょう。
⑤脱毛機器の選定をしっかり行う
脱毛サロンのフランチャイズで成功するには、脱毛機器の選定をしっかり行うべきです。
最新の技術を搭載した脱毛機器は、安全性が高く、肌への負担が少ない機種も多いです。これにより、稼働率の向上やトラブルやクレームの減少が期待できます。
親会社側で機器の指定のある場合は、会社選びの軸になります。自身で選べる場合は出力が高く、メンズ脱毛やキッズ脱毛、光フェイシャルなどに対応した複合機を選ぶのがおすすめです。
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脱毛サロンにおけるフランチャイズと個人経営の違いを詳しく解説しました。フランチャイズと個人経営は向き不向きがあるため、自分に合ったスタイルを選んで開業するのが成功への近道です。
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