脱毛サロンがPOPを使って集客する方法|作り方や設置場所を解説

脱毛サロンがPOPを使って集客する方法|作り方や設置場所を解説

「店内にPOPを設置して、脱毛プランの成約率を高めたい」

「POPを作成するポイントや設置場所を知りたい」

上記のように考えている人に向けて、脱毛サロンでPOPを使った集客術を解説します。まずはPOPの役割を解説し、効果的なPOPを作るためのポイントを紹介します。

「物言わぬ販売員」とも言われるPOPをうまく活用できれば、既存顧客の単価アップも可能です。ぜひ参考にしてください。

POP掲示で得られる効果

POP掲示で得られる効果

店内に設置するPOP掲示は、商品やサービスの特徴や魅力を瞬時に伝える効果があります。脱毛サロンにおいては、例えばカウンセリング中にPOPが視覚的な補足となり、顧客の購買意欲向上に寄与します。

既存顧客の目にも触れるPOPはリピーターのアップセルにも効果的で、新規成約と合わせて売上向上に役立つでしょう。

POPを使って伝えられる情報4つ

POPを使って伝えられる情報4つ

店内POPを使って伝えられる主な情報は以下のとおりです。

  • サービス内容やサロンの雰囲気
  • キャンペーンや専売品の情報
  • SNSやLINE登録特典
  • 次回予約の案内

上記の情報をわかりやすくまとめることで、効果的なPOP掲示につながります。以下でそれぞれ詳しく解説します。

①サービス内容やサロンの雰囲気

POPを設置する主要な目的は、サービス内容を伝えることです。POPはもう1人のセールスパーソンとして、口頭での説明に加え営業活動をサポートする役割があります。

また、POPのデザインを工夫すればサロンの雰囲気作りも可能です。例えば、季節にちなんだデザインのPOPを作れば、内装を変えなくても店内に季節感を演出できます。

②キャンペーンや専売品の情報

お得なキャンペーンや専売品を打ち出す際に、POPを使えば気軽に告知できます。新規顧客はもちろん、既存顧客にも興味を持ってもらえれば、単価アップを期待できます。

専売品に関しては他では手に入らない独自性や効果、使用方法などを簡潔に説明すると効果的です。POPは広告費用のかからない宣伝ツールとしても有用です。

③SNSやLINE登録特典

③SNSやLINE登録特典

POPにSNSや公式LINEのQRコードを掲載し、フォローや友達登録を促す使い方もあります。「限定クーポンや最新情報などを配信している」と顧客にとってのメリットを伝えれば、嫌味なく登録を促せるでしょう。口コミを投稿してほしいときにも、QRコードを載せたPOPを見せることで簡単に依頼できます。

④次回予約の案内

次回予約を促す際にもPOPが活躍します。脱毛は一定期間通うのが前提のため、顧客は次回の予約を都度取らなければなりません。

タイミングによっては予約が取りにくいときもあり、顧客にとってはストレスの種です。そんなとき、施術が終わったタイミングで予約ページのQRコードを載せたPOPを見せれば、その場で予約を取ってもらえます。顧客は次回予約を取ることを気にせず帰宅でき、満足度向上が期待できます。

POP作成のポイント6つ

POP作成のポイント6つ

効果のあるPOPを作成するためには、以下6つのポイントを抑えましょう。

  • ターゲットを選定する
  • 分かりやすい簡潔な内容
  • 明確な価格表
  • イラストや写真、文字サイズなどを工夫する
  • イベントや季節キャンペーンに合わせたデザインにする
  • 親近感を演出する

POPを作るときの原則は、見やすく端的に作ることです。以下で詳しく解説します。

①ターゲットを選定する

まずは誰に向けたPOPを作るのかを明確にしましょう。プランの追加契約を促すのか、専売品の購入を促すのかで伝えるべき顧客像が異なります。

例えば、顔脱毛プランを契約している人向けには、以下のようにVIO脱毛もしたくなるようなPOPを作成することが挙げられます。

「水着シーズン到来!VIO脱毛で自信を持ってビーチへGO!」

ターゲットを絞ることで訴求がシャープになり、購買意欲を刺激しやすくなるでしょう。

②分かりやすい簡潔な内容

POPに盛り込む情報が多すぎると、かえって何が言いたいのか伝わりにくくなります。本当に伝えたいポイントを絞り、キャッチーな文言で訴求するよう心がけましょう。

目安として、POPに書くコピーは3行以内がよいとされています。詳しい説明は特設ページのQRコードを載せれば伝えられるため、POPでは興味を引くことを重視するのが重要です。

③明確な価格表

③明確な価格表

POPに価格表を載せる場合は、明確さと分かりやすさを重視しましょう。例えば、料金を大きく太字で表示したり、税込価格を明記したりすることが挙げられます。また、コースやプランごとの料金差を明確にし、比較しやすいように整理してあげると親切です。

価格情報を明示するのは、顧客からの信頼を得る上で重要です。ミスリードを生まない見せ方になっているか、作成時によく確認しましょう。

④イラストや写真、文字サイズなどを工夫する

イラストや写真、文字サイズを工夫して視覚的に分かりやすいPOPを作るのも重要です。脱毛サロンなら、ツルツルな肌のイラストを掲載すれば、顧客は商品やサービスを利用した後の理想像をイメージできます。

文字については、強調したい文字のサイズを大きくすることで、ポイントが伝わりやすくなります。強調された文字を斜め読みして、内容を理解できる状態がよいでしょう。

⑤イベントや季節キャンペーンに合わせたデザインにする

イベントや季節のキャンペーンに合わせたPOPを作る際は、テーマに沿った色やイラストを取り入れましょう。例えば、夏なら爽やかなブルーや明るいカラーを使い、冬なら暖かみのある色合いで季節感を演出できます。

また、クリスマスやバレンタインなどのイベントには、関連するモチーフを取り入れるとおしゃれで効果的です。イベントごとでは顧客も気分が高揚しやすいため、POPで最後の一押しをしてあげましょう。

⑥親近感を演出する

⑥親近感を演出する

手書きやスタッフの感想などを入れて親近感を出しやすい点は、POPならではの強みです。パソコンを使えば気軽にPOPを作成できる反面、フォントが無機質になりがちです。

字がきれいなスタッフに書いてもらったり、一部に手書きを取り入れたりと、一手間を加えることで親近感がアップします。スタッフの顔写真や感想を添えるのもよいでしょう。

脱毛サロンでPOPを設置するのにおすすめな7つの場所

脱毛サロンでPOPを設置するのにおすすめな7つの場所

脱毛サロンでPOPを設置するのにおすすめの場所は以下の7つです。

  • 店外の入口付近
  • 受付付近
  • 待合室
  • トイレ
  • 着替え・メイクスペース
  • 専売品
  • 雑誌の中の目を引くページ

顧客の目が行きやすい場所にPOPを設置すると、効果が期待できます。顧客の行動を観察し、注目が集まる場所を調査するのもよいでしょう。それぞれ詳しく解説します。

①店外の入口付近

POPを店外の入口付近に設置する際は、通行人の目を引く位置に配置しましょう。視認性の高い場所に設置し、明るい色やキャッチコピーを書くことで注目を集められます。

また、季節のキャンペーンや特典情報は大きく表示すると効果的です。店外POPは時期によって書き換えやすいよう、ボード型のスタンドパネルにするのもおすすめです。

②受付付近

受付は顧客が必ず訪れる場所のため、POPを設置するのに適しています。あくまで受付や会計がメインのため、邪魔にならないようコンパクトな卓上POPを置くとよいでしょう。

特に会計時は「ついで買い」のチャンスです。化粧品や新メニューのPOPを置いて、単価アップを狙いましょう。帰り際にSNSやLINE登録を促すために、QRコードを設置するのもおすすめです。

③待合室

③待合室

待合室は店内掲示やPOPをじっくりと見てもらいやすいため、情報量の多い広告を掲載するのに向いています。座ったときに目に留まりやすい高さにPOPが来るよう配置し、自然と目に入るよう工夫しましょう。手に取りやすいサイズのリーフレットを用意するのも効果的です。施術結果や顧客の口コミを掲載すれば安心感を与えられ、成約やアップセルへつなげられるでしょう。

④トイレ

トイレも広告をじっくり見てくれやすい場所のため、活用しない手はありません。ただし長時間の滞在するわけではないため、待合室よりは情報量を抑えた方がよいでしょう。

壁にポスターを張るのも効果的です。また、トイレは誰にも見られない空間のため、QRコードへの誘導もしやすいでしょう。

⑤着替え・メイクスペース

着替えやメイクスペースにPOPを設置する際は、顧客の邪魔にならない場所に置くよう意識しましょう。着替えやメイクスペースは施術の前後で使う場所のため、施術のオプションや専売品のPOPを置くのがおすすめです。

ただし着替えやメイクスペースは長時間使用する場所ではなく、顧客に広告をじっくりと見る時間はありません。そのため、POPの内容は簡潔にするのがよいでしょう。

⑥専売品

⑥専売品

専売品を店内に展示している店舗は多いでしょう。このとき、ただ展示するのではなく、POPを使って商品の特徴やメリットを簡潔に伝えると売上につながります。

たとえば「○○成分が配合!」や「今だけ特別価格!」といったキャッチコピーを使い、顧客の購買意欲を刺激しましょう。口頭で紹介する際にも、POPの内容に触れることで説明を理解してもらいやすくなります。

⑦雑誌の中で目を引くページ

店内に置いてある雑誌の中にPOPを挟みこむ方法もあります。専売品と関連する内容が書かれたページや、顧客がよく開くページに挟むことで、POPが自然と目に入る状態を作れます。訴求の際も雑誌の内容と絡めれば、より購買意欲をかき立てられるでしょう。

サロンのイメージに合ったPOPを作って集客に生かそう

サロンのイメージに合ったPOPを作って集客に生かそう

脱毛サロンでPOPを使った集客について解説しました。POPは物言わぬ販売員として、目立たないながらもサロンの売上アップに貢献してくれるアイテムです。

顧客が目に入りやすい場所に設置することで、より高い効果が期待できます。魅力的な

POP作りはもちろんのこと、顧客の行動も観察し、効果的な設置場所を探してみましょう。

PAGE TOP