脱毛サロンの開業に必要なものをすべて紹介|開業資金や資格も解説

脱毛サロンの開業に必要なものをすべて紹介|開業資金や資格も解説

「脱毛サロンを開業したいけど、必要なものは?」

「あまりお金をかけずに備品を用意したい」

などと悩んでいませんか。脱毛サロンを開業するうえで、用意すべき必要な備品は多くあります。備品や店内設備で必須なアイテムは多岐にわたるため、開業前にあらかじめ把握することがポイントです。

この記事では、脱毛サロンの開業に必要な備品や設備を徹底解説します。これから脱毛サロンを開業するオーナーはぜひ最後までご覧ください。

脱毛サロンを開業するには最低200万円ほどの資金が必要

脱毛サロンを開業するには最低200万円ほどの資金が必要

脱毛サロンをゼロから開業するには、最低でも200万円以上がかかります。家具や機器をはじめ、備品や消耗品をそろえるためには、多くの開業資金が必要です。

また、開業後の維持費でも多くの運転資金がいります。家賃や業務用脱毛機のランプ交換など、ランニングコストも用意しなければなりません。具体的な開業資金については以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

脱毛サロンの開業資金は200万円〜|調達方法や安くする方法も

脱毛サロンを開業するのに資格や免許は必要ない

脱毛サロンを開業するのに資格や免許は必要ない

脱毛サロンは特別な資格や免許が必要なく、誰でも開業や運営が可能です。レーザー脱毛や医療針脱毛といった医療脱毛とは異なり、無資格で施術ができるため、届け出も必要ありません。

とはいえ、脱毛士検定や認定美容ライト脱毛​​などの民間資格を持っていると顧客からの信頼が得やすいでしょう。他店との差別化を図るために、資格取得はおすすめです。

脱毛サロンの開業に必要な備品リスト:お客様が使用するもの

脱毛サロンの開業に必要な備品リスト:お客様が使用するもの

脱毛サロンを開業するにあたって、顧客が使用する備品とスタッフが使用する備品に分けて解説します。上記の表はチェックリストとしてご活用ください。以下では、それぞれのアイテムを詳しく解説します。

①業務用脱毛機

業務用脱毛機がなければ何も始まりません。一般的な脱毛サロンで導入しているのは、資格なしで行える光脱毛機です。​​光脱毛機の選ぶポイントは機能性や安全性が挙げられます。顧客の肌質や毛質にあったものや、安全に施術できるものを選ぶのがおすすめです。

品質の良い機器であれば長時間に渡り使用でき、効果的な施術が期待できます。価格は100万円以上するものがほとんどですが、分割払いが可能な機器もあります。あるいはレンタルする方法もあるので、予算に無理のない範囲で選ぶとよいでしょう。

②施術ベッド

施術中、顧客が横になるためのベッドが必要です。顧客が安心して施術を受けるためにも、寝心地のよいベッドを用意しましょう。

ベッドは質の良いものであれば、中古でも問題ありません。リクライニングができるタイプや、高さが調整できるタイプまでさまざまあります。

ベッドは顧客が長時間利用するアイテムのため、満足度を左右するポイントでもあります。また、定期的な消毒や清掃をしやすいベッドを選ぶのもポイントです。

③脱毛ジェル

⑤クリーンシステム

施術中は熱を加えた肌をケアするため、脱毛ジェルを使用します。脱毛機は熱を加えて発毛を抑制する仕組みのため、熱による痛みが起きやすいものです。

そこで脱毛用のジェルを使用すると、痛みを和らげるため肌の保護効果があります。

また、脱毛ジェルは脱毛効果を高める効果もあります。肌が乾燥していると、脱毛機のライトがなかなか肌の奥まで届きません。脱毛ジェルを使用することで、肌の水分を保てて脱毛効果をさらに上げられます。

④シェーバー

脱毛サロンで欠かせないアイテムとして、シェーバーが挙げられます。顧客には来店前に毛を剃ってくるよう伝えるのが基本ですが、剃り残しや剃り忘れがあるケースはよくあります。

シェーバーの中でもおすすめなのは、電動式です。電動シェーバーなら効率よく処理でき、肌に直接当てずにムダ毛処理ができるので、傷や肌荒れの不安や心配が少ないでしょう。

⑤クリーンシステム

クリーンシステムとは、シェーバーやスパチュラなどの備品類を殺菌、除菌する衛生管理機器です。施術前後に使用すると、紫外線により細菌、ウィルス、カビ等を殺菌・除菌ができるので衛生的です。

クリーンシステムは脱毛サロンをはじめ、多くの美容サロンで導入されているものです。顧客に安心して施術を提供するためにも、クリーンシステムは用意しましょう。

⑥タオル

⑥タオル

フェイスタオルやバスタオルなどのタオルを用意しましょう。タオルはサイズ以外にも、用途別で用意するのもポイントです。

例えば、水分を拭き取るためのドライ用のタオルや、汚れを拭き取るウェット用のタオルです。

また、サロンの店内インテリアに合わせて色を選びましょう。特に、白や茶色は落ち着いた雰囲気を演出できるのでおすすめです。

⑦ゴーグル

施術中は強いライトが照射されるため、顧客の目を守るためにもゴーグルは必ず用意しましょう。

ゴーグルは脱毛機専用のものがあり、脱毛機の備品に付属しているほか、ホームセンターやネットショップで購入できます。脱毛機は肌に触れている間に光を照射する仕様になっていますが、想定外のトラブルを防ぐためにも備えておきましょう。

⑧メイク落とし

施術前には必ずメイクを落とさなければならないので、メイク落としを用意しておきましょう。店までノーメイクで外を出歩きたくない女性顧客への配慮です。

メイク落としにはクレンジングタイプや拭き取りタイプがあります。顧客の肌質に対応できるようにそろえておくのがポイントです。

⑨シーツ

⑨シーツ

衛生面の観点から、施術ベッドで使用するシーツも用意しましょう。

シーツは布系カバーと紙タイプがありますが、施術後にすぐに処分できる紙タイプがおすすめです。また、紙タイプで防水加工があるものなら、耐久性があり破れる心配がありません。使い捨てのシーツは、顧客にとっても毎回新品を使ってくれているという安心感を与えます。

⑩ガウン

特に全身脱毛の施術では、ガウンに着替える必要があります。ガウンは通気性が良い服や、肌へのダメージが少ないものがおすすめです。肌トラブルを避けるためにも、顧客が安心して着用できるガウンを選びましょう。

また、サイズは多くの顧客にフィットするよう、大きめのものがおすすめです。

⑪ペーパーショーツ

VIO脱毛の施術中に顧客が着用するペーパーショーツを用意しましょう。おすすめのペーパーショーツは、色が透けにくい黒や紺系です。ショーツは肌に密着するボクサータイプや、隙間があるトランクスタイプがあります。

また、ショーツ以外にもペーパーブラがあると女性顧客から喜ばれます。ペーパーブラは紐を後ろで結ぶタイプなら、サイズの調整が可能です。

⑫荷物置き

⑫荷物置き

顧客が来店した際に、かばんを置いておく荷物置きも用意しましょう。荷物置きはインテリアショップやホームセンターなどで簡単に手に入ります。

荷物置きを選ぶ際には、通気性が良く大きい鞄でも入りやすいものが最適です。また、多くの顧客が使うため耐久性があるとよいでしょう。

⑬スリッパ

顧客が施術前に履くスリッパも必要です。スリッパは何度も使用するため、耐久性があるものや、長時間履いても快適に過ごせるものを選ぶのがおすすめです。

スリッパは多くの顧客が使用するので、こまめに消毒するのが大切です。インテリアショップや雑貨店などで気になるスリッパをチェックしましょう。

⑭アフターケア用品

施術後のケアとして、アフターケア用品は必須アイテムです。脱毛後は肌の炎症を起こしやすいと言われているため、化粧水や保湿クリームがあると顧客から喜ばれます。

少し奮発して高級ブランドの化粧品をそろえておくと、顧客満足度アップが期待できます。

⑮マスク・アルコール消毒

⑮マスク・アルコール消毒

サロン内の衛生環境を保つためにも、顧客へマスク着用やアルコール消毒を勧めましょう。特に、感染症が流行る時期は、顧客も感染対策に敏感になります。施術室にマスクやアルコール消毒液を用意しておき、いつでも利用できる状態にしましょう。

脱毛サロンの開業に必要な備品リスト:スタッフが使用するもの

脱毛サロンの開業に必要な備品リスト:スタッフが使用するもの

続いて、スタッフが業務中に使用する備品リストを紹介します。業務をスムーズに遂行するためにも必須の備品です。上記の図解はチェックリストとしてもご活用ください。

①ユニフォーム

脱毛サロンでは、スタッフにユニフォームを支給する店舗が多くあります。ユニフォームを着用することで、スタッフ同士の一体感を持たせて、プロフェッショナルな雰囲気を演出できます。

着用するユニフォームは清潔感があり、動きやすい素材を選ぶのがおすすめです。また、サロンのインテリアにあわせたデザインにすると、統一感がアップするでしょう。

②レジ

施術前あるいは施術後に、顧客から代金をもらうためのレジが必要です。最近では、売上管理や領収書発行が簡単にできるPOSレジに人気があります。

昨今はタブレットにレジ機能を付与できるサービスも多くあります。また、キャッシュレス決済の普及に伴い、クレジットカードやQRコード決済に対応するのも望ましいでしょう。

③インテリア・店内設備

③インテリア・店内設備

スタッフが使いやすいインテリアや、ワゴン、机などの店内設備を用意しましょう。顧客はもちろんのこと、スタッフが使いやすく長時間働いても快適な空間作りは重要です。

また、サロン内は心地よい音楽をかけて、落ち着いた雰囲気を演出するのもポイントです。インテリアや店内設備でこだわりを持つことで、顧客やスタッフの満足度向上につながります。

④書類・伝票・ノート・カウンセリングシート

脱毛サロンの顧客管理や会計で欠かせないのは、カウンセリングシートと伝票です。脱毛サロンの施術前にはカウンセリングシートを顧客に記入してもらい、顧客の悩みや不安などを管理します。

また、施術代金を記録するための伝票も必須です。顧客によっては領収書が必要な場合があります。領収書も用意しておきましょう。

さらに、スタッフ用のメモや電話での問い合わせがあった際に、すぐに書けるようにノートを用意するのもポイントです。文房具類も併せて準備しておくとスムーズな接客ができます。

⑤パソコン

サロンの各種業務を管理するために、パソコンを用意しましょう。売上や顧客管理はパソコンで行うことが多く、必須の備品といえます。

パソコンがあれば、ホームページやチラシといったデータ作成も可能です。サロン内に置くメニュー表もパソコンで制作できます。

予算に余裕がある場合は、プリンターも準備しておくとよいでしょう。

⑥掃除用具

⑥掃除用具

サロン内の衛生環境を保つために、掃除用具も用意しましょう。鏡や洗面台などは指の指紋が付着しやすく、市販のガラスクリーナーや重曹を備えておくと掃除しやすくなります。

シェービングをすると毛が落ちるため、粘着タイプのクリーナーもあると便利です。

⑦洗濯機

顧客が使用したガウンやタオル、あるいはスタッフのユニフォームなどを洗えるように洗濯機を用意しましょう。

コインランドリーで洗濯する手段もありますが、時間と労力を考えるとサロン内で備えておく方が便利です。タオル系の洗濯が多い場合もあり、できれば乾燥機付きの洗濯機がおすすめです。

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脱毛サロンの開業時に必要なものを解説しました。脱毛サロンでは、業務用脱毛機や施術ベッドをはじめ、脱毛ジェルやタオルなどさまざまな備品が必要です。

顧客やスタッフが使用する備品をあらかじめ用意しておくことで、快適なサロン環境を整えられます。

しかし、特に業務用脱毛機は大きな初期投資のため、どの機器にしようか迷う人は多いでしょう。CUBE DUO/PROは、頭金なしで月々31,900円(税抜)で導入できるのでおすすめ​​です。

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