業務用脱毛機をレンタルするメリットやデメリットを詳しく解説

業務用脱毛機をレンタルするメリットやデメリットを詳しく解説

「業務用脱毛機をレンタルするメリットを知りたい」

「レンタルできるマシンは新品なの?」

上記のような疑問をもつ人は多いでしょう。

この記事では、業務用脱毛機をレンタルするメリットとデメリットを解説します。レンタルとリースの違いや、業務用脱毛機を購入する場合との違いも理解できるので、レンタルする前に知っておきたい情報が満載です。

ぜひこの記事を読んで、自分に合った導入方法を探してください。

目次

この記事の監修者

広田 有利

広田 有利(ヒロタ アリトシ)

美容機器の製造・販売会社「株式会社エクレーヌ」代表取締役。業界最大手脱毛サロンの全店舗や、全国の大手サロンから個人サロンにまで幅広く脱毛機を導入。脱毛サロン運営のサポートも実施している。クライアントは1000社以上・販売台数は2500台以上の実績がある。

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業務用脱毛機をレンタルするメリット7選

レンタルのメリット

脱毛サロンを開業する上で、業務用脱毛機を購入するのではなくレンタルで導入するメリットは7つです。

  • 少ない初期費用で開業できる
  • 開業したい時にすぐ始められる
  • 不要になったら解約可能
  • 経費に計上できるため節税になる
  • 最新マシンを導入可能
  • レンタル途中でも買い取りが可能
  • 保証人・審査が不要なこともある

総じて、脱毛機を所有しないことならではの身軽さがメリットです。それぞれ詳しく紹介します。

①少ない初期費用で開業できる

業務用脱毛機をレンタルすれば、少ない初期費用で脱毛サロンを開業できます。サロンを開業する上で、業務用脱毛機の購入費用は大きな負担ですが、レンタルをすれば費用を抑えられます。

業務用脱毛機は、安価なものなら100万円程度で購入可能な一方、高性能で高価な脱毛機になると500万円以上かかるものも。しかし、レンタルなら月の負担が1台数万円で済みます。

レンタルにより浮いた費用を物件の契約費用、内装などに回せるでしょう。

②開業したい時にすぐ始められる

業務用脱毛機をレンタルすれば、購入するよりも早く開業が可能です。通常、業務用脱毛機を購入する場合にはローンを利用します。そのためには審査が行われ、保証人が必要となるケースがあります。

保証人を探す時間やローンの審査にかかる時間は、開業スピードを遅らせるでしょう。しかし、レンタルなら契約後すぐに導入できるため、一日でも早く開業したい人におすすめです。

③不要になったら解約可能

③不要になったら解約可能

レンタルなら、不要になったときにすぐ解約できる利点があります。脱毛サロンを経営する上で、大きなリスクとなるのは経営が軌道に乗るまでの期間です。

脱毛機を一括購入するケースでは、安定した収益を上げられるまでにキャッシュがショートする可能性があります。万が一倒産してしまった場合には、脱毛機が負債として残るリスクもあるでしょう。しかし、レンタルなら解約するだけなので台数を減らしたり撤退したりと身軽に動けます。

また、新たな脱毛メニューの試験として使ってみたいケースでも、短期間のレンタルで使用感の確認が可能です。

④経費に計上できるため節税になる

業務用脱毛機をレンタルで利用すると、節税対策にもなります。レンタルした脱毛機は資産とはならないため、固定資産税の課税対象外です。

また、レンタル代は経費として計上できます。事業収入から経費として引けるので、法人税が下がるのです。対して、償却資産が150万円以上の業務用脱毛機を一括購入した場合には、固定資産税の課税対象となります。

税率は償却資産の1.4%であり、台数が多くなるほど無視できない出費です。

⑤最新マシンを導入可能

レンタルならば、最新の業務用脱毛機を導入できるのも利点です。機種の中には、メンズ脱毛やキッズ脱毛を謳っているマシンもあり、幅広い選択肢があります。脱毛の機能以外にも、顔や肌の悩みを解消できるフェイシャルケアや、バストケア機能が付いているマシンもあります。

最新マシンを購入すると高額になりますが、レンタルなら費用を抑えて気軽に導入が可能です。

⑥レンタル途中でも買い取りが可能

⑥レンタル途中でも買い取りが可能

メーカーによっては、途中で脱毛機の買い取りが可能なケースがあります。最初は試験的に導入して使用感を確認し、気に入ったら買い取れるため、レンタルと購入のいいとこどりの方法です。

買い取りの際には、レンタルで支払った分の購入費用から差し引いてくれるケースがあるので、メーカーに確認しましょう。定価で購入する必要がないのでお得な上、機種選びで失敗するリスクを減らせます。

⑦保証人・審査が不要なこともある

一般的に脱毛機をローンで購入する際には、保証人や審査が必要で時間がかかりますが、レンタルでは不要な場合があります。ローンに通るか不安な人や、面倒な手続きをスキップしたい人におすすめです。

注意点として、メーカーによって契約条件が異なるので確認が必要です。例えば、使用可能なクレジットカードが2枚必要なケースや、審査は無いが保証人は必要で年齢制限が設けられているケースがあります。

業務用脱毛機をレンタルするデメリット6選

デメリット6選

業務用脱毛機をレンタルするデメリットは、以下の6つです。

  • 購入するよりも総額が高くなる
  • レンタル料以外にも負担が発生する
  • マシンが新品とは限らない
  • 故障対応はメーカー保証のみ
  • ケースによっては契約期間に縛りがある
  • 脱毛機の所有権はない

総じて長期的には費用が高くつきやすく、借りものであるがゆえの不便さを感じる場面もあるでしょう。以下で詳しく解説します。

①購入するよりも総額が高くなるケース

レンタルでは毎月レンタル料を支払いますが、長期的には支払い額がマシンを購入した場合よりも上回る可能性があります。レンタル期間中は永遠に費用が発生するのはもちろん、レンタル料には人件費をはじめとする間接コストも含まれているのが普通です。

そのため、脱毛機を耐用年数まで使う場合、レンタルの方が支払い総額が高くなるでしょう。開業費用を抑えるためにレンタルをするのは効果的ですが、経営が安定してきたら購入を考えるのも一つの手です。

②レンタル料以外にも負担が発生するケース

レンタル料以外にも費用負担が発生するケースがあります。具体的には、本体以外の消耗品であるハンドピースやランプの交換費用などです。また、満期で延長するにしても、更新料が発生するケースがあります。

レンタル料に含まれる費用とそうでない費用は、事前にしっかりと確認しなければなりません。

③マシンが新品とは限らない

③マシンが新品とは限らない

レンタルで送られてくる脱毛機は、必ずしも新品とは限りません。中古品は最新機種に比べてスペックが落ち、故障を起こしやすい恐れがあります。

型落ちのマシンでは品質の訴求が難しく、競合サロンとの差別化もしにくいでしょう。レンタルの際には最新機種を借りられるか確認が必要です。

④故障対応はメーカー保証のみ

レンタルした業務用脱毛機において、利用できる故障対応はメーカー保証のみです。保証期間よりもレンタル期間の方が長いケースもあります。保証期間を過ぎた際のサポート内容に関しては、メーカーとの確認が必要です。

また、保証の期間内であったとしても、故障や保守メンテナンスの内容によっては、支払いを負担する可能性があります。レンタルした後では遅いので、同じくメーカーへ確認しましょう。

⑤ケースによっては契約期間に縛りがある

途中で解約ができるといっても、場合によっては契約期間に縛りがあるので注意が必要です。レンタルは機器を乗り換えやすい一方で、短期解約を繰り返さないよう契約期間の取り決めが設定されているケースがあります。レンタル期間の縛りや、短期解約時の違約金の有無は契約前に確認が必要です。

⑥レンタルした業務用脱毛機の所有権はない

⑥レンタルした業務用脱毛機の所有権はない

購入した脱毛機はサロンの所有物となりますが、レンタルした場合の所有権は、サロン側ではなくメーカー側にあります。勝手な修理や、使いやすくするためのカスタマイズなどは行えません。

また、リスクとしてメーカー側の経営不振でサポートが受けられない、レンタルが継続不可になるケースがあります。業務用脱毛機を導入する際は、レンタルのメリットとデメリットを総合的に考慮して判断しましょう。

業務用脱毛機のリースとレンタルの違い

業務用脱毛機をリースするレンタル方式との違い

業務用脱毛機を借りる方法として、レンタルの他にリースがあります。両者の違いは、マシンの所有者と契約内容です。

レンタルの場合の所有者はメーカーですが、リースの場合はリース会社が所有者です。リース会社はリースによる営利目的でメーカーからマシンを購入しています。そのため、リースの場合は基本的に途中解約が認められていません。途中解約した場合には解約金・違約金を求められる場合があります。

ただし、リースでは毎回新しい脱毛機を利用できたり、月額料金がレンタルより安かったりなどの利点もあります。

業務用脱毛機のリースについては、下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

業務用脱毛機をリースするメリットや導入手順を紹介

業務用脱毛器を購入するメリット

業務用脱毛機のレンタルを考えている方のなかには、購入を検討している方もいるでしょう。業務用脱毛機を購入するメリットは、以下の通りです。

  • 自由に使用できる
  • 最新機種を使用できる
  • 場合によっては割安になる

それぞれ解説します。

自由に使用できる

購入した脱毛器は、使用期間に制限がないため、サロンの営業戦略に合わせて自由に活用できます。特に繁忙期には、予約枠を柔軟に設定でき、最大限の収益を上げることが可能です。また、キャンペーンや特別プランの実施も、レンタル機器のような使用制限を考慮する必要がありません。

さらに、スタッフのトレーニングや技術向上のための練習にも、時間を気にせず使用できる利点があります。機器の使用方法や施術メニューの開発も、より自由度の高い環境で行えます。

最新機種を使用できる

購入の場合、予算が許す範囲で最新機種を選択できる利点があります。最新の脱毛技術や安全機能を備えた機器を導入することで、競合他社との差別化が図れるでしょう。特に、痛みの少ない施術やより短時間での施術が可能な最新機種は、顧客満足度の向上に直結します。

また、新機能による施術の効率化や運営コストの削減なども期待できます。将来的な機器の入れ替えも、自社の判断で最適なタイミングを選べるでしょう。

場合によっては割安になる

長期的な運用を前提とした場合、購入は月々のレンタル料と比較して割安になることがあります。特に、5年以上の使用を想定する場合、初期投資は大きくても総コストでは有利になる可能性が高くなります。

また、減価償却による税務上のメリットも考慮できるでしょう。さらに、複数台導入する場合は、購入による割引やメンテナンス費用の一括契約による割引なども期待できます。

業務用脱毛器を購入するデメリット

業務用脱毛器を購入するデメリット

業務用脱毛器を購入するデメリットは、以下の通り。

  • まとまった初期費用が必要
  • 固定資産税がかかる

それぞれ解説します。

まとまった初期費用が必要

業務用脱毛器の購入には、1台あたり100万円〜500万円の初期投資が必要です。この大きな資金負担は、特に新規開業時の経営を圧迫する要因となります。

また、購入時には機器本体価格に加えて、設置工事費や初期研修費、消耗品などの付随費用も必要です。さらに、予備の消耗品や修理の積立金など、運用に必要な追加資金も考慮する必要があるでしょう。

固定資産税がかかる

購入した脱毛器は固定資産として扱われ、毎年、固定資産税が課税されます。機器の取得価格に応じて税額が決定されるため、高額な機器ほど税負担が大きくなります。

また、減価償却に伴う税務処理や、資産管理の手続きなど、経理面での追加業務が発生します。特に複数台所有する場合は、管理コストや税負担が経営に影響を与える可能性があるでしょう。

脱毛機の購入よりもレンタルが適しているケース

脱毛機の購入よりもレンタルが適しているケース

新規開業時や事業規模の拡大期など、資金の流動性を確保したい場合はレンタルが適しています。また、最新機種への随時入れ替えを検討している場合や、季節変動に応じて機器数を調整したい場合もレンタルが有利です。

特に、事業の将来性を見極める初期段階では、レンタルによるリスク軽減が重要です。さらに、メンテナンスや故障時の対応を含めた総合的なサポートを重視する場合も、レンタルを選択する理由となるでしょう。

脱毛機をレンタルよりも購入をおすすめするケース

脱毛機をレンタルよりも購入をおすすめするケース

業務用脱毛機をレンタルするよりも、購入をおすすめするケースがあります。所有権をメーカー側ではなく自分が持ちたいケースです。「相手の物を借り受ける」「相手の物を保管する」など、レンタルではさまざまな制約があります。

費用の面でも、トータルコストで考えれば購入が安い傾向です。本体料金を払ってしまえば、ランプ・カートリッジ交換や修理費用などの維持費のみになります。自身の経営方針、資金に余裕があれば購入を検討しましょう。

業務用脱毛機のレンタルに関するよくある質問

業務用脱毛機のレンタルに関するよくある質問

最後に、業務用脱毛機のレンタルに関するよくある質問を紹介します。

レンタル以外で初期費用を抑える方法は?

初期費用を抑える方法として、リースやローン、割賦購入などの選択肢があります。特にリースは、固定資産税の負担がなく、毎月定額の支払いで計画的な資金管理が可能です。また、メーカーによっては、下取りプログラムや、段階的な支払いプランを提供している場合もあります。

中古機器の購入も選択肢の一つですが、メーカーや販売店の信頼性、保証内容の確認が重要です。

中古の業務用脱毛機のレンタルは注意が必要?

中古脱毛機のレンタルは、初期費用や月額料金は抑えられますが、いくつかの重要な注意点があります。特に、機器の使用履歴やメンテナンス状況の確認が必要です

また、旧式モデルの場合、部品供給や修理対応が限られる可能性があります。安全性や性能面でも、最新機種との差が大きい場合があるため、慎重な検討が必要です。レンタル契約時には、保証内容や、不具合時の対応体制を詳細に確認することが重要です。

まとめ:CUBE DUO/PROなら分割払いが可能

まとめ:CUBE DUO/PROなら分割払いが可能

業務用脱毛機をレンタルする上でのメリットとデメリットを解説しました。レンタルは少ない費用で始められ、やめたい時に解約できるメリットがあります。デメリットは所有権が無く、購入するよりもトータルコストが高くなるケースです。

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