「業務用脱毛機はどうやって選べばいいの？」

「導入する際の注意点は？」

このように思っていませんか。

特にこれから脱毛サロンを開業する方は、右も左も分からずに迷っている方も多いはず。

この記事では、業務用脱毛機を導入する際の選び方を解説します。あわせて、業務用脱毛機を導入するメリットや注意点も紹介します。これから脱毛サロンを開業する方や、業務用脱毛機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

なお、「脱毛サロンの開業を検討している方」や「脱毛機選びの判断基準に迷っている方」は、以下から大手脱毛サロンも導入する「CUBE DUO」の導入事例を覗いてみてください。

CUBE DUO導入事例

業務用脱毛機の種類

業務用脱毛機と一口に言っても、主に以下の種類があります。

• IPL方式
• SHR方式
• SSC方式
• THR方式

それぞれの特徴について解説します。まだ自店舗で採用する脱毛方式が決まっていない方は、ぜひ参考にしてください。

IPL方式

IPL方式は、光をメラニン色素に作用させて毛根にアプローチをすることで、脱毛を促します。一度に広範囲に照射できるため、短時間で施術が完了するのが特徴です。また、濃い毛や太い毛にも抑毛効果を発揮するため、男性顧客をターゲットにした脱毛サロンにおすすめです。

一方で、細い毛には反応しにくく、日焼けした肌や産毛には効果が出にくい傾向があります。そのため、脱毛を行う際には肌トラブルを防ぐためにも、顧客への説明が不可欠です。IPL方式と他の脱毛方式との違いは、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：IPL脱毛機とは？他の脱毛方式の違いやメリット・デメリットを解説

SHR方式

SHR方式は、毛根に発毛の司令を出すバルジ領域にアプローチして発毛を抑制する方式です。IPL方式と同様に施術の痛みが少なく、幅広い肌タイプの人に対応しているため、多くのサロンに導入されています。

また、IPL方式では対応できなかった日焼け肌やホクロ、地黒の肌でも照射可能です。ただし、照射の出力が弱い分、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットもあります。

SHR方式の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：SHR脱毛方式を解説！SHR方式の業務用脱毛機3選も紹介

SSC方式

SSC方式は、イタリアで誕生した脱毛方式で、専用のジェルを毛穴に浸透させることで脱毛を行います。痛みがほとんどなく、施術後の肌トラブルが起こりづらいのが特徴です。なお、専用のジェルには保湿成分や軟化成分が凝縮されており、美肌効果も期待できます。

そのため、顔の産毛などの細い毛を脱毛したい女性や、痛みに抵抗がある方におすすめです。ただし、効果を実感するまでに時間がかかるため、即効性を求めるお客様には不向きな面もあります。

SSC脱毛と他の脱毛方法との違いは、以下の記事をご覧ください。

参考記事：SSC脱毛とは？他の脱毛方法との違いやメリット・デメリットを解説

THR方式

THR方式は、赤外線領域を多く含んだ光をバルジ領域に照射して抑毛効果を発揮します。毛包に熱エネルギーを蓄熱させてアプローチをする「蓄毛方式」で、肌への刺激を最小限に抑えつつ施術が可能です。

加えて、連続照射が可能なため、従来の方法より施術時間が短縮されて効率的に脱毛が行えます。これらの特徴から、脱毛サロンを中心に導入が進んでいます。

一方で、IPL脱毛のように濃い毛や太い毛に特化していないため、毛質によっては効果を発揮しづらいデメリットも存在します。THR方式の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：THR脱毛とは？他の脱毛方法との違いやメリット・デメリットを解説

業務用脱毛機を導入する際の選び方

業務用脱毛機を導入する際は、以下のポイントに着目して選びましょう。

• 導入実績
• 脱毛機の保証期間・サポート内容
• 身体への安全性
• 導入コスト
• 操作性

これらのポイントを押さえておくことで、導入後に「自店舗のターゲット層に合わなかった」、「余分にコストがかかってしまった」などの後悔を防げます。ひとつずつ解説します。

導入実績で選ぶ

業務用脱毛機を選ぶ際は、サロンですでに導入されている実績のある機種から確認しましょう。導入実績が豊富な脱毛機は、市場での信頼性が証明されており、多くのケースで効果が実証されています。

導入実績は、メーカーのWebサイトを確認したり、実際に使用しているサロンの評判をリサーチしたりすることが重要です。また、導入実績が多い機種は、トラブル発生時の対応事例も蓄積されているため、迅速な解決が期待できます。

すでに気になる脱毛機がある場合は、導入実績を確認してみてください。

脱毛機の保証期間・サポート内容で選ぶ

業務用脱毛機は高額な投資となるため、充実した保証とサポート体制を確認することが重要です。具体的には、部品交換のみの保証なのか、出張修理も含まれるのかなどの詳細を比較しましょう。

さらに、導入後のサポート・フォロー体制も重要な選択基準となります。業務用脱毛機メーカーの主なサポート内容は、以下のとおりです。

• メンテナンスサポート
• サロン経営サポート
• 導入・研修サポート
• 法務・労務・税務サポート
• ドクター・保険サポート

特に脱毛サロンを初めて開業する方や、脱毛機を初めて導入する方は、「サロン経営サポート」や「導入・研修サポート」を受けられるか確認しましょう。サポート体制が整ったメーカーの脱毛機を導入することで、スムーズに運用を開始できます。

身体への安全性で選ぶ

顧客の肌に施術をする脱毛サロンは、顧客の安全を第一に考えなければいけません。そのため、身体への安全性も業務用脱毛機を選ぶうえで重要な項目です。

脱毛機を選ぶ際は、各種安全規格の取得状況を確認しましょう。特に日本国内での認証を取得している機種は、国内の基準に適合していることが証明されています。

また、冷却性能や安全機能が備わっているかなど、やけどや肌トラブルを防止する機能が充実しているかも重要なポイントです。さらに、施術者の操作ミスを防ぐ機能なども確認しましょう。

導入コストで選ぶ

脱毛機の導入には、初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮する必要があります。初期費用には本体価格のほか、設置工事費や研修費用が含まれることがあります。

また、ランニングコストとしてはランプの交換費用やメンテナンス費用、電気代などが発生します。安価な脱毛機は初期投資が抑えられますが、ショット数あたりのコストが高くなる場合もあるため、長期的な視点での比較が重要です。

業務用脱毛機のコストは、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

参考記事：業務用脱毛機の値段は最低100万円|選び方やおすすめ機種も紹介

操作性で選ぶ

日々の業務効率に直結するのが、脱毛機の操作性です。直感的に使える操作パネルや、設定変更の容易さは、スタッフの負担軽減につながります。また、施術時間の短縮は顧客満足度の向上にも貢献します。

照射ヘッドの大きさや重さ、コードの取り回しのしやすさなど、実際に使用する際の快適性も重要なポイントです。可能であれば、導入前にデモ機を借りて実際に操作してみることをおすすめします。

業務用脱毛機を導入するメリット

業務用脱毛機を導入するメリットは、以下のとおりです。

• 脱毛市場が拡大している
• 機種によっては複数のメニュー展開が可能
• 既存スタッフを有効活用できる

業務用脱毛機の導入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

脱毛市場が拡大している

美容意識の高まりとともに、脱毛サービスの需要は年々増加しています。

特に男性向け脱毛の市場の拡大が著しく、「ホットペッパービューティーアカデミー」のエステサロン（脱毛）の利用に関する実態調査によると、メンズ脱毛業界の市場規模は2020年の348億円から毎年拡大しています。

また、SNSの普及により若年層の脱毛に対する関心も高まっており、新規顧客の獲得チャンスが広がっているのも近年の傾向です。このような市場環境において、脱毛機の導入は新規顧客の獲得と既存顧客の満足度向上に直結します。

参考：​​株式会社リクルート｜美容センサス2024年上期≪エステサロン【脱毛】編≫

機種によっては複数のメニュー展開が可能

最新の業務用脱毛機は、脱毛だけでなく多機能性を備えたモデルが増えています。例えば、機種によっては美肌効果やシミ・そばかすの改善など、フェイシャル施術の提供も可能です。

このような多機能型の脱毛機を導入することで、脱毛メニューだけでなく、幅広いサービスを提供できるようになります。これにより、顧客一人あたりの単価アップや来店頻度の増加につながり、投資回収を早めることができます。

また、季節によって需要が変動する脱毛サービスを補完する形で、年間を通じて安定した収益を確保することも可能です。

既存スタッフを有効活用できる

脱毛サロン用の業務用脱毛機であれば、専門的な医療資格がなくても操作が可能です。そのため、既存のエステティシャンやスタッフに適切な教育を行うことで、新たな人材採用をせずに脱毛サービスを開始することができます。

これは人件費の抑制につながるだけでなく、スタッフの有効活用につながります。また、既に顧客との信頼関係を築いているスタッフが施術を行うことで、新サービスへのスムーズな移行が可能です。

さらに、脱毛技術を習得したスタッフは市場価値が高まり、サロンの人材定着率向上にも貢献します。

業務用脱毛機を導入する際の注意点

業務用脱毛機を導入する際は、以下のポイントに注意してください。

• エビデンスのない脱毛機には注意が必要
• 比較サイトを参考にした導入は注意が必要
• 海外部品の脱毛機はメンテナンスがしづらい

導入後に後悔しないためにも、ひとつずつ見ていきましょう。

エビデンスのない脱毛機には注意が必要

市場にはさまざまな脱毛機が流通していますが、効果や安全性に関する科学的根拠が不足している製品も少なくありません。信頼できる脱毛機を選ぶためには、臨床試験データや第三者機関による評価結果が公開されているかを確認することが重要です。

特に効果を過大に謳っている製品や、具体的なデータを示さない製品には注意が必要です。また、国内外の安全基準や規格に適合しているかも重要なチェックポイントです。

エビデンスが不足している脱毛機を導入してしまうと、確かな脱毛効果を発揮せず、苦情や評判の低下につながる恐れがあるため注意しましょう。

比較サイトを参考にした導入は注意が必要

インターネット上には多くの脱毛機比較サイトがありますが、これらの情報をそのまま鵜呑みにするのは危険です。比較サイトの中には特定のメーカーと提携関係にあるものや、実際に製品を検証せずに情報を掲載しているケースがあります。

また、業務用と家庭用の区別がされていなかったり、古い情報がそのまま掲載されていたりすることも少なくありません。信頼できる情報を得るためには、複数の情報源を比較したり、実際に導入しているサロンの声を直接聞いたりすることをおすすめします。

海外部品の脱毛機はメンテナンスがしづらい

コスト面で魅力的に見える海外製の脱毛機ですが、アフターサポートの面で課題があります。例えば、部品調達に時間がかかったり、日本国内での修理対応が困難だったりすると機器トラブル時の業務停止期間が長期化するリスクがあります。

また、言語の壁により技術サポートが受けにくいケースも考えられるでしょう。さらに、日本の電源環境や湿度条件に最適化されていない海外製品は、故障率が高くなる傾向があります。

導入前には、国内にサービス拠点があるか、部品の在庫状況はどうかなどのアフターサポート体制を詳細に確認することが重要です。

業務用脱毛機を導入する際におすすめの補助金・助成金

コスト面で業務用脱毛機の導入を迷っている方は、補助金・助成金の活用がおすすめです。

脱毛機の購入に使える補助金としては「小規模事業者持続化補助金」や「ものづくり補助金」などがあります。これらは中小企業や個人事業主の事業の販路拡大や生産性向上、新たな設備投資を支援する補助金です。

補助金の申請には事業計画書の作成などの準備が必要ですが、採択されれば導入コストを大幅に削減できます。

そのほかの補助金や助成金の詳細は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

参考記事：【2025年最新版】脱毛機の導入に使える補助金・助成金は？開業時に使える補助金も紹介

業務用脱毛機の導入に不安があるならまずはリースがおすすめ

高額な脱毛機の購入に踏み切れない場合、リースから始めるという選択肢も有効です。脱毛機のリースサービスを利用すれば、初期投資を抑えながら最新機種を導入することができます。

また、実際の業務で使用してみることで、操作性や効果、顧客の反応などを直接確認できるメリットもあります。リース契約を検討する際は、メンテナンスや消耗品の費用がどこまで含まれているか、故障時の対応はどうなるかなどの細かい条件を確認しましょう。

業務用脱毛機をリースするメリットやデメリットは、以下の記事を参考にしてください。

参考記事：業務用脱毛機をリースするメリット・デメリットは？導入手順や注意点も解説

業務用脱毛機なら「CUBE DUO/PRO」がおすすめ

ここまで、業務用脱毛機の選び方や導入するメリット、注意点を解説してきました。とはいえ、具体的にどのような業務用脱毛機が良いのかわからない方も多いはず。加えて、初めて脱毛機を導入する方のなかには、運用面で不安を抱えている方も少なくないでしょう。

そのため、業務用脱毛機を選ぶならスタッフが運用しやすく、導入のサポートや保証が付いたものがおすすめです。特に、業務用脱毛機ならCUBE DUO/PRO。下記の購入後のサポートも充実しているので、特にこれから脱毛機を導入する方は検討してみてください。

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