脱毛サロンの開業失敗例8選|未経験でも成功させるポイント7つ

脱毛サロンの開業失敗例8選|未経験でも成功させるポイント7つ

「脱毛サロンを開業したいけれど、失敗したくない」

「成功させるために押さえておきたいポイントを知りたい」

脱毛サロンを開業する上で、上記の想いがある人は多いでしょう。

脱毛サロンの開業には、特別な資格は必要ありません。未経験でもはじめられるので、開業のハードルは低いですが、それゆえしっかりと準備をしないと失敗する可能性があります。

この記事では、脱毛サロン開業の8つの失敗例や、未経験でも成功させるポイントを解説します。開業を視野に入れている人はぜひご覧ください。

脱毛サロンの開業失敗例8選

脱毛サロンの開業失敗例8選

脱毛サロンを開業して失敗するパターンは、以下の8つに集約されます。

  • 導入する業務用脱毛機の選定ミス
  • 集客戦略が不十分
  • 安すぎる価格設定
  • 格安クーポンの大量配布
  • 運転資金不足
  • 競合と差別化できていない
  • スタッフが離職してしまう
  • 経営者の知識不足

あらかじめ失敗の要因を知っておけば、事前に対策を打って失敗する確率を減らせます。それぞれ詳しく解説するので、どのような失敗パターンがあるかを把握しましょう。

①導入する業務用脱毛機の選定ミス

導入する業務用脱毛機の選定ミスにより失敗する例です。安いからといって中古品や海外メーカーのモデルを購入すると、メーカーサポートが受けられないケースがあります。

スペックの低い機器を選ぶと効果が薄い、施術効率が悪い、痛みを感じやすいなどクレームに繋がる可能性もあります。

そのため、脱毛機選びは慎重に行わなければなりません。

②集客戦略が不十分

きれいな内装や高機能の脱毛機を導入しても、集客戦略が不十分だと集客は難しいです。集客戦略が不十分な例として、以下が挙げられます。

  • 十分な根拠なしに駅から遠い立地を選ぶ
  • 周囲の競合に比べて料金が高すぎる
  • 広告を出さない
  • ホームページの見た目が悪く、チープな雰囲気がある
  • SNSの発信やグーグルマップへの登録をしていない

上記の内容は基本的なものです。集客戦略を向上させるためには重要なため、注意しながら開業準備を行いましょう。

③安すぎる価格設定

③安すぎる価格設定

安すぎる価格設定は、薄利を招き事業の継続を危うくさせます。競合サロンの価格が低額だからといって、それに合わせようと安易に価格を下げるのはおすすめしません。

サロンによってどれくらいのコストがかかるかが異なり、それに応じて適切な価格設定も変わるためです。競合と大きな乖離が出ないよう価格を調整するのは大切ですが、採算が取れるかどうかも慎重に検討する必要があります。

④格安クーポンの大量配布

格安クーポンの大量配布も注意すべきポイントです。クーポンは短期的に集客を増やす効果がありますが、長期的には利益を減らす危険性があります。

クーポンを常に配布していると、顧客にとってクーポン料金が当たり前となってしまいます。結果として顧客が毎回クーポンを使い、通常料金が取れないために利益を圧迫するでしょう。

値崩れを防ぐためには、クーポンの配布を不定期かつ短期間に設定して特別感を出すのが効果的です。クーポン頼りの集客戦略は、長期的に自分の首を締める結果となります。

⑤運転資金不足

運転資金不足により、経営を維持していくのが難しくなるケースがあります。脱毛サロンは下記のランニングコストがかかります。

  • 賃料
  • 人件費
  • 光熱費
  • 施術に必要な消耗品代
  • 脱毛機のレンタル・修理・買い替え費用
  • 広告宣伝費用

開業前には事業計画を立てますが、計画通りにいくことはほとんどないと思っておきましょう。十分に利益を確保できるまでの余剰運転資金として、半年分は余裕をもって準備しておく必要があります。

⑥競合と差別化できていない

⑥競合と差別化できていない

競合している他の脱毛サロンと、差別化ができないために、集客ができないケースが挙げられます。差別化戦略がないと、顧客にとってはどのサロンも同じに見えてしまいます。結果として顧客が自分のサロンを選ぶ理由がなく、知名度や立地の要素で競合に取られるでしょう。

差別化を図るためには、明確なコンセプトを設定する必要があります。例えば、ターゲットや施術内容を絞ってシャープに訴求する方法が挙げられます。一方で、脱毛だけでなく美容メニューを加えたり、深夜営業を行ったりと痒い所に手を届かせる戦略も有効です。

⑦スタッフが離職してしまう

スタッフが定着しないことも、経営が失敗する理由の一つです。スタッフの定着率が悪いと慢性的な人手不足に陥り、既存スタッフの負担が増加しさらなる離職リスクを招きます。

また、スタッフが少ないと対応できる客数が減るため、機会損失も生まれるでしょう。スタッフの教育にかけた時間やコストも無駄になります。特に機会損失や時間のコストは目に見えにくいため、気付かぬうちに経営を蝕むことになるでしょう。

⑧経営者の知識不足

脱毛サロンを経営していくための知識が、不足しているために失敗するケースもあります。経営者に求められるのは、顧客への接客や脱毛の施術技術だけではありません。経理やマーケティング、人材のマネジメントに関する知識も必要です。

脱毛サロンを開業するために特別な資格は不要です。だからといって素人が勢いで開業して成功するほど甘くはありません。プレーヤーから開業する場合も、プレーヤーと経営者では求められるスキルが大きく異なるため、勉強を続ける姿勢が欠かせません。

脱毛サロン経営でやりがちなミスについては、以下の動画でも解説しているので、併せてご覧ください。

未経験でも脱毛サロンを成功させる7つのポイント

未経験でも脱毛サロンを成功させる7つのポイント

未経験でも開業可能な脱毛サロンですが、競争は激しいのが実情です。未経験でも脱毛サロン経営を成功させるには、以下7つのポイントを押さえましょう。

  • 脱毛サロンのコンセプトを具体的に設定する
  • 運営サポートを受けられる業務用脱毛機を導入する
  • 集客戦略を練る
  • 価格設定は慎重に行う
  • スタッフの教育に力をいれる
  • 施術能力だけでなく経営に必要な知識を身につける
  • 開業資金を十分に用意する

それぞれ詳しく解説します。

①脱毛サロンのコンセプトを具体的に設定する

開業する前に、脱毛サロンのコンセプトを明確にしましょう。決めたコンセプトが具体的なら、ターゲットや物件選びなどに一貫性が生まれ、差別化を図れます。

例えば「素早く施術を行ってくれるサロン」「心から癒しを与えてくれるサロン」などが挙げられます。コンセプトが明確になれば、訴求もシャープになり、ターゲットに刺さりやすくなるでしょう。

②運営サポートを受けられる業務用脱毛機を導入する

開業時には業務用脱毛機を購入しますが、メーカーのサポートを受けられるかは要チェックです。具体的には、故障時のサポート内容を確認しましょう。機器トラブルが発生した場合の対応や、土日や夜間でも対応してくれるのかなどです。

スタッフが現場まで来てくれたり、代替機を速やかに発送してくれたりすると、サロン営業への影響を抑えられます。

保証期間は、多くの場合1年間に設定されています。中には3〜5年など長い期間を設定しているメーカーもあります。

③集客戦略を練る

③集客戦略を練る

集客戦略は脱毛サロンを開業する上で欠かせません。コンセプトで決めたターゲットに合わせた戦略を取りますが、下記は汎用的で有効性の高い戦略です。

  • インスタグラム・X(旧Twitter)などのSNS
  • YouTube
  • フリーペーパー・新聞広告
  • ホームページ・ブログ
  • Web広告

SNSやホームページは、地域を問わずマスにアプローチするためにはほぼ必須と言えるツールです。最低でもこの2つは活用しましょう。一定の範囲内で立地を活かしたい場合は、Web広告や地域密着のフリーペーパーが有効です。

また、下記記事でも脱毛サロンの集客方法を解説しているので、併せてご覧ください。

脱毛サロンにおすすめの集客方法10選|集客を成功させるポイントも

④価格設定は慎重に行う

価格設定は経営そのものとも言えるほど重要です。安易な安売りや、相場と乖離の大きい極端な価格設定は失敗のもとです。

価格設定をする際は、採算が取れるかどうかはもちろん、サービスの質に見合っているかも考えなければなりません。「安かろう悪かろう」という言葉の通り、格安なだけでは品質が疑われてしまいます。

競合に比べて高品質なサービスを提供できるのであれば、あえて高単価で勝負するのも戦略の一つです。

⑤スタッフの教育に力を入れる

顧客に対して接客を行う受付スタッフや、施術スタッフの教育には力を入れましょう。対面での接客や電話応対における印象は、顧客のリピート率に影響します。

脱毛サロンでは、衛生面や施術に不安を感じさせない点も重要です。スタッフの身だしなみや話し方には、接客マニュアルを作成して教育しましょう。

施術スタッフにはカウンセリング能力も必要なため、ロールプレイによる教育は有効です。脱毛技術や脱毛機も日々変化しているので、最新情報をキャッチする定期的な講習会も重要です。

⑥施術能力だけでなく経営に必要な知識を身につける

⑥施術能力だけでなく経営に必要な知識を身につける

脱毛サロンを開業するためのハードルは高くありません。しかし、経営者になるためには、施術技術以外の知識も身につける必要があります。具体的には、マーケティングやマネジメント、会計などの知識です。

経営知識を身につける方法には、書籍や顧問会計士・税理士から学ぶ方法や、開業や会計のセミナーに参加する方法があります。また、脱毛機のメーカーが経営に必要な講習サポートを行っている場合もあります。

⑦開業資金を十分に用意する

余裕をもって十分な開業資金を用意するのも重要です。脱毛サロンの開業に必要な資金は、最低でも200万円かかるといわれています。

開業資金の調達方法には、下記の3つがあります。

  • 自己資金
  • 金融機関からの融資
  • 国や自治体の補助金・助成金

資産に余裕がある場合、自己資金から賄うのがよいでしょう。しかし、開業時に必要とする資金以外でも経営が軌道に乗るまでの数ヶ月間、少なくとも半年分の運転資金は準備しておく必要があります。

不足する分の調達先として金融機関があります。融資条件や利子は金融機関によって異なるので、状況に適した金融機関を選ぶのが重要です。国や自治体の補助金・助成金は返済義務がなく、条件を満たせば受け取れるため、積極的に利用しましょう。

また、開業資金の詳細は下記の記事でも解説しているので、併せてご覧ください。

脱毛サロンの開業資金は200万円〜|調達方法や安くする方法も

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脱毛サロンを開業する上での失敗例や、未経験でも成功させるポイントを解説しました。開業前のコンセプト決定や集客戦略、運営を続けていく上での価格設定などは、よく考えて決める必要があります。

また、導入する業務用脱毛機の選定でも扱いやすく、ハイスペックな機種を選びましょう。リーズナブルな脱毛機を探しているなら、CUBE DUO/PROがおすすめです。CUBE DUOは月々31,900円(税抜)で分割払いができます。

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