脱毛サロンにおすすめのSNS広告6選!成功のポイントも解説
脱毛サロン


「脱毛サロンの集客にSNS広告は効果的?」
「成功させるためのポイントは?」
このように思っていませんか。
特に脱毛サロンを開業したばかりの方は、どのような集客方法が効果的なのか分からず、迷っている方も多いはず。
この記事では、脱毛サロンにおすすめのSNS広告やオンライン集客、オフライン集客を解説します。あわせて、脱毛サロンのSNS広告を成功させるためのポイントも紹介します。脱毛サロンの集客に困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
この記事の監修者

広田 有利(ヒロタ アリトシ)
美容機器の製造・販売会社「株式会社エクレーヌ」代表取締役。業界最大手脱毛サロンの全店舗や、全国の大手サロンから個人サロンにまで幅広く脱毛機を導入。脱毛サロン運営のサポートも実施している。クライアントは1000社以上・販売台数は2500台以上の実績がある。
SNS脱毛サロンの集客にSNS広告がおすすめな理由
脱毛サロンの集客において、SNS広告は効果的なマーケティング手法のひとつです。従来の広告手法と比較して費用対効果が高く、ターゲットを絞った広告配信が可能なため、多くの脱毛サロンで活用されています。ここではSNS広告がおすすめな理由を詳しく解説します。
見込み顧客に絞って集客ができる
SNS広告の最大の特徴は、詳細なターゲティングが可能な点です。年齢や性別、居住地域はもちろん、興味関心やライフスタイルといったさまざまな属性に基づいて広告を配信できます。
そのため、脱毛に興味がある層に絞って広告を表示することで、広告費用の無駄を省いた効率的な集客が実現できます。
例えば、「美容」「スキンケア」などに関心を持つ20代〜30代の女性に絞った広告配信が可能なため、見込み顧客にピンポイントでアプローチできるのです。
潜在層を見込み顧客に育成できる
SNS広告では、「脱毛を検討している」という明確な意図を持たないユーザーにもアプローチできます。
美容や自己磨きに関心はあるものの、まだ脱毛サロンの利用を具体的に考えていない潜在層に対してコンテンツを提供することで、段階的に見込み顧客へと育成していくことが可能です。
例えば、「脱毛の基礎知識」や「脱毛のメリット」などの情報発信から始め、徐々に自社サロンの魅力を伝えていくことで潜在顧客を実際の来店につなげることができます。
脱毛サロンにおすすめのSNS広告6選

脱毛サロンのマーケティングに活用できるSNS広告は多種多様です。ここでは、脱毛サロンに特におすすめのSNS広告を6つ紹介します。
- Instagram広告
- LINE広告
- TikTok広告
- X(Twitter)広告
- Facebook広告
- YouTube広告
それぞれのプラットフォームには特徴があり、ターゲット層や訴求内容によって最適な選択肢が変わってきます。ひとつずつ解説します。
Instagram広告
視覚的なアプローチが可能なInstagramは、脱毛サロンの広告に最適なプラットフォームのひとつです。具体的には、施術室の写真や脱毛効果のビフォーアフター画像など、ビジュアルを活用した訴求が効果的です。
特に20代〜30代の女性ユーザーが多いため、若年層をターゲットとする脱毛サロンに適しています。また、ストーリーズ広告やリール広告など多様な広告フォーマットがあり、ユーザーの興味を引く創造的な広告展開が可能です。
Instagramを使った集客方法は、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:脱毛サロンのインスタを使った集客方法は?コツや成功事例を解説
LINE広告
日本国内で圧倒的なユーザー数を誇るLINEは、幅広い年齢層へのアプローチが可能です。特にLINE公式アカウントと連携させることで、広告からの集客後のコミュニケーションもスムーズに行えます。
具体的には、タイムライン広告やトークリスト広告など、ユーザーの目に触れやすい広告枠が用意されており、高い視認性が期待できます。
また、クーポン配布やキャンペーン告知なども効果的で、初回無料体験や割引特典などの訴求に適しています。
TikTok広告

若年層を中心に急速に普及しているTikTokは、10代後半〜20代前半の顧客獲得に効果的です。短時間で魅力を伝える動画フォーマットを活用し、施術の様子や脱毛サロンの雰囲気を伝えることができます。
また、トレンドに敏感なユーザーが多いため、最新の脱毛技術や美容トレンドを取り入れたコンテンツは反響を期待できるでしょう。なお、比較的新しい広告プラットフォームのため、競合が少なく、効率的に目立つ可能性があります。
X(Twitter)広告
リアルタイム性の高いX(旧Twitter)は、キャンペーン告知や限定オファーの訴求に適しています。ハッシュタグを活用することで、脱毛や美容に関心のあるユーザーに効率的にリーチできます。
また、口コミが拡散されやすい特性があるため、満足した顧客の声を活用したマーケティングも効果的です。プロモツイート広告やトレンドプロモーション広告など、さまざまな広告フォーマットを利用できます。
Facebook広告
幅広い年齢層にリーチできるFacebookは、特に30代以上の顧客層の獲得に効果的です。詳細なターゲティング機能により、結婚などのライフイベントや、家族構成などの属性に基づいた広告配信が可能です。
具体的には、本名・年齢・住所などからターゲティングが可能で、より精度高く効率的に集客を促進できます。
また、Instagramとの連携広告も展開できるため、効率的な広告運用ができます。カルーセル広告を活用して、複数のサービスや脱毛プランを一度に紹介することも可能です。
YouTube広告

動画コンテンツを活用できるYouTubeは、脱毛の仕組みや効果を詳しく説明するのに適しています。視聴者の興味関心に合わせた広告配信が可能で、美容系チャンネルの視聴者など、脱毛に関心を持ちやすいユーザーにアプローチできます。
スキップ可能な「TrueView広告」や、短時間で訴求できる「バンパー広告」など、目的に応じた広告フォーマットを選択できる点も魅力です。動画制作のコストはかかりますが、情報量の多い訴求が可能です。
脱毛サロンにおすすめのオンライン集客3選

SNS広告以外にも、脱毛サロンに効果的なオンライン集客方法があります。ここでは、脱毛サロンにおすすめのオンライン集客方法を3つ紹介します。
- SEO対策
- MEO対策
- リスティング広告
それぞれ解説します。
SEO対策
検索エンジン最適化(SEO)は、Googleなどの検索エンジンで上位表示を目指す施策です。「脱毛 〇〇地域」「永久脱毛 料金」などの検索キーワードで上位表示されることで、脱毛に関心のあるユーザーからの自然流入を増やすことができます。
SEO対策を行う上では、自社サイトに脱毛の種類や効果、料金プランなどの情報コンテンツを充実させることが重要です。また、定期的な更新や、ユーザーの疑問に答えるQ&Aコンテンツの充実も効果的です。
一度上位表示されれば、継続的な集客が見込めるため、長期的な投資として価値があります。脱毛サロンのSEO対策については、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:脱毛サロンのSEO対策とは?基本的な手法とより効果的な対策を紹介
MEO対策
マップ検索エンジン最適化(MEO)は、Googleマップなどの地図検索での上位表示を目指す施策です。脱毛サロンは地域密着型のビジネスであるため、「近くの脱毛サロン」などの検索で表示されることが重要です。
MEO対策を行う上では、Googleビジネスプロフィールへの登録と情報の充実、定期的な投稿更新や顧客からの良質なクチコミを増やすことがポイントとなります。
特に実店舗を持つ脱毛サロンにとって、MEO対策は来店につながる重要な施策です。スマートフォンからの位置情報を基にした検索が増えているため、今後さらに重要性が高まると言えるでしょう。脱毛サロンのMEO対策の詳細は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:MEOとは?7つの対策法やメリット・デメリットをわかりやすく解説
リスティング広告
リスティング広告は、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告で、「脱毛」「全身脱毛」などのキーワードで検索したユーザーに広告を表示することができます。SEO対策とは異なり、すぐに上位表示が可能なため、即効性のある集客方法として活用できます。
また、地域や時間帯を絞った配信設定も可能なため、サロンの営業エリアや空き時間に合わせた効率的な広告運用が可能です。なお、クリック課金型のため、実際に広告をクリックしたユーザーに対してのみ費用が発生する点も魅力です。
脱毛サロンに有効なオフライン集客5選

デジタルマーケティングが主流となった現在でも、オフライン集客は依然として効果的な手法です。ここでは、脱毛サロンに有効なオフライン集客方法を5つ紹介します。
- 屋外広告
- チラシ
- フリーペーパー
- 看板
- 店内POP
特に地域に密着した脱毛サロンにとって、オフライン施策は重要な集客チャネルとなります。それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。
屋外広告
屋外広告は、駅構内や電車内の広告、バス停の広告といった多くの人の目に触れる場所に広告を掲示することで認知度を高める広告です。特に通勤・通学ルート上の広告は、同じ人に繰り返し露出できるため、認知向上に効果的です。
また、屋外広告を運用する上では、視覚的なインパクトを重視してサロンの特徴やキャンペーン情報を簡潔に伝えることがポイントです。地域を絞った露出が可能なため、サロン周辺のエリアに集中して広告を出すことで、効率的な集客につなげられます。
チラシ
チラシ配布も従来から効果的な集客方法です。特にオープン時や大型キャンペーン時には高い反響が期待でき、初回限定クーポンや友達紹介特典など、来店動機を喚起する特典を付けることで反応率を高められます。
また、ターゲット層が多く住むエリアに絞ったポスティングを行うことで、費用対効果の向上が可能です。加えて、デジタル広告と組み合わせ、QRコードからのウェブ予約に誘導するなど、オンラインとの連携も効果的です。
フリーペーパー

地域のフリーペーパーや情報誌への広告掲載は、地域住民へのアプローチに効果的です。特に美容特集や季節の特集などに合わせて広告を出稿することで、関心の高い読者に訴求できます。
また、脱毛の基礎知識や効果的な脱毛方法などの情報とあわせてサロンの紹介を行うことで、信頼性の高い訴求が可能です。地域密着型のメディアであるため、地域の読者との親和性が高く、ローカルビジネスとしての認知向上に役立ちます。
看板
サロン外観の看板や、周辺の目立つ場所への看板設置は、地域での視認性を高めるために重要です。特にショッピングモール内や繁華街など、人通りの多い場所にサロンがある場合は、目を引くデザインの看板が効果的です。
また、看板は「初回無料」「学割あり」などの訴求ポイントを明記することで、通行人の興味を引きつけることができます。なお、夜間でも目立つ照明付き看板や、季節ごとのデザイン変更なども効果的です。
店内POP
来店客に対する追加メニューの提案や、リピート促進のためのPOPは、既存顧客の単価アップや継続率の向上につながります。受付カウンターや待合スペースに、キャンペーン情報や新メニューの案内を設置することで、顧客の関心を引くことができます。
また、友達紹介キャンペーンのPOPを設置することで、既存顧客からの紹介を促進することも可能です。施術後の肌ケア商品やホームケアアイテムの販売促進にも効果的です。視覚的に分かりやすく、簡潔な訴求が重要です。
参考記事:脱毛サロンのPOP(ポップ)を使って集客する方法!作り方や設置場所を解説
脱毛サロンの広告運用を成功させるためのポイント

効果的な広告運用のためには、戦略的なアプローチと継続的な改善が不可欠です。脱毛サロンの広告において特に重要なポイントを解説します。
- ターゲットユーザーを明確にする
- わかりやすく価格表示を意識する
- 誤解を招く表現は避ける
- 競合との差別化を意識する
- 効果検証と改善を繰り返す
これらのポイントを押さえることで、広告効果を最大化し、費用対効果の高い集客を実現できるでしょう。それぞれ解説します。
ターゲットユーザーを明確にする
広告の効果を最大化するためには、ターゲットユーザーを明確に定義することが重要です。例えば、年齢・性別・居住地域などの基本属性だけでなく、「結婚式を控えている女性」「夏に向けて脱毛を始めたい学生」といった具体的なペルソナ設定が効果的です。
ターゲットが明確になれば、そのユーザーが使用するメディアや、響く訴求ポイントも自ずと見えてきます。具体的には、若年層向けであればInstagramやTikTokを中心に、ビジネスパーソン向けであればFacebookやLINEを重視するなど、メディア選定にも影響します。
わかりやすく価格表示を意識する
脱毛サービスを検討するユーザーにとって、料金体系は重要な判断材料です。「初回○○円」「月額○○円」など、明確でわかりやすい価格表示を心がけましょう。
ただし、誤解を招くような表現(「実質無料」など)は避け、追加料金の有無や回数制限などの条件も併記することが重要です。
価格訴求を行う場合は、単に「安い」と強調するのではなく、その価格でどのような価値が得られるのかを伝えることで顧客満足度の高い集客につながります。
誤解を招く表現は避ける

脱毛サロンの広告を運用する際は、トラブルを避けるためにも、「永久脱毛」「痛みゼロ」といった誤解を招く可能性のある表現は避けるべきです。脱毛効果や施術の快適さをアピールする場合も、科学的根拠に基づいた正確な表現を心がけましょう。
また、「効果には個人差があります」といった注釈を添えることも重要です。誇大広告は短期的には集客につながるかもしれませんが、顧客の期待と実際のサービスにギャップが生じ、クレームや評判の低下につながる恐れがあります。
誤解が生まれにくい誠実なコミュニケーションが、長期的な信頼構築の鍵となります。
競合との差別化を意識する
多くの脱毛サロンがひしめく市場で埋もれないためには、自社の強みを明確に打ち出すことが重要です。例えば、「最新の脱毛機器を導入」「美肌効果も期待できる」「完全個室で施術」など、他サロンとの差別化ポイントを強調しましょう。
また、ターゲット層を絞り込むことも差別化戦略のひとつです。具体的には「男性専門」「学生向け」「ブライダル脱毛に特化」など、特定のニーズに特化したサービス展開も効果的です。このような独自性のある訴求は、広告の記憶度と反応率を高めます。
効果検証と改善を繰り返す
広告運用は一度設定して終わりではなく、継続的な効果検証と改善が重要です。広告の表示回数・クリック率・問い合わせ数・来店数・成約率など、各段階の指標を測定し、改善点を見つけましょう。
例えば、クリック率は高いのに成約率が低い場合は、ランディングページの内容や予約フォームの使いやすさに問題がある可能性があります。A/Bテストを活用し、異なる広告クリエイティブや訴求文の効果を比較することも効果的です。
このように、データに基づいた改善を繰り返すことで、広告効果は着実に向上していきます。
脱毛サロンの広告作成で要注意な法律

脱毛サロンの広告を作成する際には、関連法規を遵守することが不可欠です。法律違反による行政処分や信用低下を避けるためにも、以下の法律について正しく理解しておきましょう。
- 薬機法
- 特定商取引法
- 景品表示法
コンプライアンスを守った適切な広告運用が、長期的な事業成功の基盤となります。ひとつずつ解説します。
薬機法
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は、医薬品や医療機器に関する広告規制を定めています。脱毛サロンでは、「永久脱毛」「医療レベルの効果」など、医療行為と誤認させる表現は薬機法違反となる可能性があります。
また、脱毛以外の効果(「ニキビが治る」「アトピーに効果的」など)を謳うことも避けるようにしましょう。エステティックサロンでの脱毛は美容目的の施術であり、医療行為ではないことを明確に伝える広告表現を心がける必要があります。
参考:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
特定商取引法
特定商取引法は、消費者トラブルの防止を目的とした法律です。脱毛サロンの広告では、事業者名・所在地・連絡先などの表示が義務付けられています。また、料金体系や解約条件、返金規定なども明示する必要があります。
特に、回数制の脱毛コースや高額な脱毛プランを提供する場合は、クーリングオフ制度の案内も重要です。WebサイトやSNS広告では、これらの情報にすぐにアクセスできるようにリンクを設置するなど、情報の適切な開示を心がけましょう。
参考:特定商取引に関する法律
景品表示法
景品表示法は、不当な表示や過大な景品類の提供を禁止する法律です。「業界最安値」「効果絶大」など、根拠のない優位性を主張する表現や、実際よりも著しく優良であると誤認させる表現は避ける必要があります。
また、「通常価格」との比較を行う場合は、その価格で相当期間販売していたという実績が必要です。「初回無料」などの特典を訴求する場合も、適用条件を明記し、消費者に誤解を与えないよう配慮しましょう。
違反した場合は行政処分の対象となるだけでなく、企業イメージの低下にもつながります。
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本記事では、脱毛サロンにおすすめのSNS広告やオンライン集客、オフライン集客について解説しました。あわせて、脱毛サロンのSNS広告を成功させるためのポイントも紹介しましたが、自店舗で実践できるか不安な方も多いはず。
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