中古の業務用脱毛機はお得?メリットやデメリット、選び方を解説
業務用脱毛機

「中古の業務用脱毛機はお得?」
「中古の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリットは?」
このように思っていませんか。
特に脱毛サロンを開業したばかりの経営者のなかには、どのように業務用脱毛機を選んだらいいのか分からずに迷っている方も多いはず。
この記事では、中古の業務用脱毛機の導入はお得なのかについて解説します。中古の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリット、選び方も紹介します。これから脱毛機を導入する方はぜひ参考にしてください。
目次
この記事の監修者

広田 有利(ヒロタ アリトシ)
美容機器の製造・販売会社「株式会社エクレーヌ」代表取締役。業界最大手脱毛サロンの全店舗や、全国の大手サロンから個人サロンにまで幅広く脱毛機を導入。脱毛サロン運営のサポートも実施している。クライアントは1000社以上・販売台数は2500台以上の実績がある。
SNS中古の業務用脱毛機とは?

まずは、中古の業務用脱毛機の特徴と価格相場について解説します。新品の脱毛機とどちらを導入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
中古の業務用脱毛機の特徴
中古の業務用脱毛機は、主に閉店した脱毛サロンや、機器のアップグレードを行ったサロンから市場に出回ります。脱毛機のタイプはIPL方式やSHR方式などさまざまで、それぞれ脱毛の仕組みや適した肌質が異なります。
中古でも、一般的に適切なメンテナンスが行われていれば、十分な性能を発揮します。ただし、使用年数や使用頻度に応じて部品の劣化や消耗が進んでいることが多く、新品と比較して出力や効率が落ちている場合が少なくありません。
中古の業務用脱毛機のメリット・デメリットについては、後ほど詳しく解説します。
中古の業務用脱毛機の価格相場
中古の業務用脱毛機の価格は機種や年式、使用状況によって大きく異なります。年式が古く、長年使われたものは30万円〜100万円程度、年式が新しくてなおかつほとんど使用されていないものなら150万円程度が相場です。
新品の半額から3分の1程度の価格で購入できることが多く、メーカーや人気度によっても価格が変動します。また、状態の良い有名メーカーの中古機器は需要が高く、比較的高値で取引される傾向にあります。
中古の業務用脱毛機を購入するメリット

中古の業務用脱毛機を購入するメリットは、以下のとおりです。
- 新品を購入するより費用を抑えられる
- 複数の機種をそろえられる
- すぐに導入できる
それぞれ解説します。
新品を購入するより費用を抑えられる
中古の業務用脱毛機は、新品と比較して50〜70%程度の価格で購入することができるため、大幅なコスト削減が可能です。新品の高性能業務用脱毛機は、一般的に200万円以上しますが、中古であれば同等の機能を持つ機器を100万円程度で導入できます。
この初期投資の削減により、開業資金を他の設備や広告宣伝費に回すことができ、サロン全体の充実度を高めることができます。また、投資回収の期間が短縮されるため、より早く収益化を図ることが可能です。
複数の機種をそろえられる
新品の業務用脱毛機1台分の予算で、中古であれば2〜3台の異なる種類の脱毛機を導入することが可能です。例えば、IPL方式とSHR方式を組み合わせることで、幅広い顧客ニーズに対応できるようになります。
また、異なる肌質や毛質に最適な施術が可能となり、サービスの質と幅の向上が期待できます。また、複数の機器を所有することで同時に異なる部位の施術を行えるようになり、1日の施術可能人数を増やすことが可能です。
これにより、サロンの回転率が向上し、売上増加につながります。
すぐに導入できる
中古の業務用脱毛機は、購入後すぐに導入できることが大きな魅力です。新品の業務用脱毛機は注文から納品まで数週間ほどの納期がかかることが一般的ですが、中古機器は在庫があればすぐに購入して使用を開始できます。
特にオープン直前のサロンや、突発的な機器故障で急遽入れ替えが必要になった場合など、時間的余裕がない状況ではサロンの助けになります。
また、すでに市場で実績のある機種を選ぶことができるため、効果やトラブルの有無などについての情報が豊富に存在し、購入判断の材料が多いことも利点です。
中古の業務用脱毛機を購入するデメリット

中古の業務用脱毛機には多くのメリットがある一方で、以下のような購入を検討する際に慎重に考慮すべきデメリットも存在します。
- 顧客トラブルを招く原因になりかねない
- 新品よりも性能が劣る
- メンテナンスコストが高い
- メーカー保証・アフターフォローが受けられない場合がある
ひとつずつ解説します。
顧客トラブルを招く原因になりかねない
中古の業務用脱毛機は、適切なメンテナンスがされていない場合や耐用年数を超えて使用されている場合、機器の出力不安定や冷却システムの故障などが生じるリスクが高まります。
こうした機器の不具合は、顧客の肌にやけどや赤み、色素沈着といった深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。特に最新の安全基準を満たしていない旧式モデルでは、照射パワーや冷却機能の制御が不十分な場合があり、操作ミスによるリスクも高いです。
肌トラブルが発生すると、顧客からの損害賠償請求や風評被害など、サロン経営に大きな打撃を与える恐れがあります。また、安全性に不安のある機器を使用していることが顧客に知られると、リピート率の低下や新規顧客の減少につながります。
新品よりも性能が劣る
中古の業務用脱毛機は、使用年数や使用頻度に応じて部品の劣化や消耗が進んでいることが多く、新品と比較して出力や効率が落ちている場合が少なくありません。
例えば、本来なら5回程度の施術で効果が現れるはずが、出力低下により8回以上必要になるといったケースも考えられます。
また、最新モデルと比較すると技術的に旧式である場合が多く、痛みの軽減機能や照射スピードの向上といった快適性や効率性の向上技術が備わっていないことがほとんどです。
加えて、操作画面の操作性やソフトウェアも古い場合が多く、スタッフの操作ミスを招くリスクがあります。
メンテナンスコストが高い

中古の業務用脱毛機は、購入時の初期費用は安く抑えられるものの、導入後のメンテナンスや修理にかかるコストが予想以上に高額になる場合があります。
特に、使用年数が長い機器ほど部品の劣化や摩耗が進んでおり、短期間で各種部品の交換が必要になるケースも少なくありません。
また、古い機種や生産終了したモデルでは純正部品の入手が困難になり、特注部品を使用せざるを得ないケースもあります。
これらのリスクを軽減するためには、購入前の動作確認や専門家による機器の状態チェック、過去のメンテナンス履歴の確認などを徹底的に行うことが不可欠です。
メーカー保証・アフターフォローが受けられない場合がある
中古の業務用脱毛機を購入する際の最大の懸念点の一つが、メーカー保証やアフターサポートが受けられないことです。多くの場合、中古機器はすでにメーカーの保証期間が切れているか、そもそも中古購入品にはメーカー保証が適用されないケースがほとんどです。
そのため、購入後に不具合や故障が発生した場合でも、すべて自己負担での修理対応となります。また、正規代理店以外から購入した場合、メーカーによるなどのサービスを受けられないことも多いです。
安全性が求められる脱毛機では、万が一の事故やトラブル発生時にメーカーサポートが受けられないことは、サロン経営上の大きなリスク要因となります。
こうしたリスクを最小限に抑えるためには、購入前に販売店とのアフターサポート契約の内容を詳細に確認し、保証やメンテナンスプランが付帯している中古機器を選びましょう。新品であれば、保証やサポートを受けられるため、あわせて検討してみてください。
自店舗に合った安心して使用できる業務用脱毛機の選び方

自店舗に最適な業務用脱毛機を選ぶ際は、以下の8つのポイントに注目してみてください。
- 脱毛方式
- 施術にかかる時間
- 施術による痛み
- 操作性
- 本体価格・ランニングコスト
- レンタル・リースが可能か
- 販売実績
- サポート体制
上記のポイントを押さえたうえで業務用脱毛機を選択できれば、導入後に「ターゲットユーザーと脱毛方式が合わなかった」、「余分にコストがかかってしまった」といった後悔を防げます。詳しくは、以下の記事をぜひご覧ください。
参考記事:【2025年最新版】業務用脱毛機の選び方は?種類や8つのポイント、おすすめ脱毛機を紹介
中古以外で業務用脱毛機を低コストで導入する方法

中古機器の購入以外にも、以下の方法であれば、業務用脱毛機を低コストで導入できます。
- レンタルを利用する
- リースを利用する
- ローンを利用する
これらの方法は初期投資を抑えながらも、新品の高性能機器を使用できるメリットがあります。それぞれ解説します。
レンタルを利用する
業務用脱毛機のレンタルは、短期間の使用や季節的な需要増加に対応する際に最適な方法です。月額5万円〜30万円程度で最新機器を使用できるため、初期投資なしで高品質な脱毛サービスを提供できます。
また、機器の性能や操作性を実際に試せるため、将来的な購入判断の材料にもなります。なお、レンタル期間は1ヶ月から設定できるケースが多く、契約途中での機種変更や解約も柔軟に対応してもらえる場合が多いです。
ただし、長期間のレンタルは累計費用が購入額を上回る可能性があるため、使用予定期間を考慮した判断が必要です。業務用脱毛機のレンタルのメリット・デメリットやおすすめの機種は、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:業務用脱毛機をレンタルするメリット・デメリットは?おすすめ脱毛機や選び方も紹介
リースを利用する
リースは、長期契約で業務用脱毛機を導入する方法で、月々の固定費用で計画的な経営が可能になります。また、リース契約には主に「ファイナンスリース」と「オペレーティングリース」の2種類があります。
ファイナンスリースは、リースの期間が終了すると、機器の所有権が借り手に移転することが特徴です。
一方で、オペレーティングリースはリース期間終了後に機器を返却する形式で、短期間の使用におすすめです。リースに関するメリット・デメリットや導入手順は、以下を参考にしてください。
参考記事:業務用脱毛機をリースするメリット・デメリットは?導入手順や注意点も解説
ローンを利用する
ローンを利用すれば、初期投資を分割して支払うことができ、最終的には自社の資産として機器を所有できます。多くの場合、頭金なしでも契約できる場合があり、返済期間も柔軟に設定が可能です。
また、信用力の高い事業者であれば、低金利での融資が受けられる可能性もあります。ただし、ローン審査には事業計画や財務状況の提出が必要となる場合が多く、創業間もないサロンでは審査のハードルが高くなることもあります。
そのため、将来的な収益予測を立て、無理のない返済計画を立てることが重要です。
業務用脱毛機ならCUBE DUO/PROがおすすめ

ここまで中古の業務用脱毛機を導入するメリット・デメリット、選び方を解説してきました。中古の業務用脱毛機は「初期投資を抑えられる」、「複数の機種がそろえられる」などのメリットがあります。
一方で、適切なメンテナンスがされていない場合や耐久年数を超えて使用されている場合が多く、顧客トラブルを招く要因になりかねません。
そのため、業務用脱毛機を選ぶなら、新品がおすすめです。特に、IPL脱毛機ならCUBE DUO/PRO。下記の購入後のサポートも充実しているので、特にこれから脱毛サロンを開業する方は検討してみてください。
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